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2008/6/29

大河ドラマ『篤姫』第二十六回「嵐の建白書」  『篤姫』道

原作:宮尾登美子「天璋院篤姫」
脚本:田渕久美子
音楽:吉俣 良
テーマ音楽演奏:NHK交響楽団  テーマ音楽指揮:井上道義
演奏:弦一徹オーケストラ  題字:菊池錦子
時代考証:原口 泉、大石 学  建築考証:平井 聖  衣裳考証:小泉清子
撮影協力:鹿児島県、鹿児島県鹿児島市
所作指導:西川箕乃助  書道指導:望月暁云  茶道指導:鈴木宗卓
御所ことば指導:堀井令以知  京ことば指導:井上裕季子  薩摩ことば指導:西田聖志郎
資料提供:德川記念財団、尚古集成館、伊牟田志香人、野本禎司、竹村 誠、野村 玄
語り:奈良岡朋子

出演:宮﨑あおい(篤姫)、瑛太(小松帯刀)、堺 雅人(徳川家定)、小澤征悦(西郷吉之助)、矢島健一(松平慶永)、松澤一之(松平忠固)、大林丈史(長野義言)、磯部 勉(九条尚忠)、宮地雅子(初瀬)、中山麻聖(橋本左内)、吉見幸洋(岩瀬忠震)、本多 晋(川路聖謨)、吉満涼太(井上清直)、鳥木元博(武家伝奏)、小林利也(議奏)、相場貴晴(議奏)、ブレイク・クロフォード、マキシム・ツェリッシェフ、高畑淳子(本寿院)、春風亭小朝(近衛忠煕)、東儀秀樹(孝明天皇)、佐藤藍子(小の島)、平 岳大(一橋慶喜・回想)、岩井友見(歌橋)、高橋長英(月照)、辰巳琢郎(堀田正睦)、テアトルアカデミー、劇団ひまわり、エンゼルプロ、キャンパスシネマ、稲森いずみ(滝山)、星由里子(村岡)、中村梅雀(井伊直弼)、松坂慶子(幾島)、高橋英樹(島津斉彬)

制作統括:佐野元彦
プロデューサー:屋敷陽太郎  美術:山口類児  技術:市川隆男  音響効果:三谷直樹
撮影:安藤清茂  照明:新藤利夫  音声:鈴木克明  映像技術:守友祥史
記録:水島清子  編集:佐藤秀城  美術進行:高橋秀樹
演出:渡邊良雄




炬燵に入り、ポルトガルのお菓子を食べる篤姫と家定。
篤姫は家定にそろそろうつけの振りを止めた方がいいと言う。いざという時、皆が家定の言うことを聞かないのではと心配する篤姫に、家定は逆ではないかと答える。普段うつけの振りをしていた家定が真顔で何かを言えば、誰もが震え上がり、ひれ伏すであろうと笑ってみせるが、それも嘘。「今はただ自然の流れに任せるだけじゃ」と言う。
家定が次の将軍の話をしようとすると、篤姫は「お菓子がまずくなります」と拒否する。家定はうまいものを食せばよい考えが浮かぶとお菓子を勧める。


お菓子を食べた篤姫が「美味でございます〜」と言い出さないか心配でした(笑)。

本寿院と滝山は、世継の件で井伊直弼と面会する。
本寿院は直弼に、紀州の慶福が次の公方となれるよう力を尽くして欲しいと頼む。
「我が身命を賭して」という直弼の言葉に安堵する本寿院。
直弼は堀田正睦、松平忠固にそのことを報告し、これで大奥に足をすくわれることはないとして、堀田に安心して京へ向かい条約問題に取り組むように言う。朝廷など何ほどのこともないという堀田に、公家は公家で手ごわいから油断をしないように言う直弼。


また「なかなかに」が出てきましたねぇ。辞書を引こうよ、田渕さん(笑)。
忠固の表情が今ひとつ読めませんね。

江戸、薩摩藩邸。
小の島から大奥や篤姫の様子について聞く西郷。
西郷は一刻の猶予もないことを伝えるように言い、書状を手渡す。
斉彬からの書状を読む篤姫。
そこには、将軍家を揺るぎなきものにするためには将軍継嗣が何よりの大事と書かれていた。
幾島は家定に慶喜と決めてもらえればそれで済むことであり、それにより篤姫も楽になると言うが、篤姫の心の中ではわだかまりが残っていた。


この会話もクドいぐらいに繰り返されてますねぇ。
そこまでやらないと視聴者には分からないということでしょうか(笑)。

同じ頃、薩摩では尚五郎が斉彬に呼ばれていた。
斉彬は吉利領内での改革を成功させている尚五郎を見込み、家中の若侍たちの頭になってもらいたいと命じる。
斉彬は「帯刀清廉」と書かれた紙を尚五郎に見せる。帯刀は小松家に代々伝わる由緒ある名前で、清廉(きよかど)は清猷の一字を取り、清廉潔白な人柄を表すと説明し、この名前を与えると言う斉彬。尚五郎は感激してひれ伏す。
斉彬は名前の書かれた紙を差し出しながら、薩摩は真っ先に西洋諸国の砲火を浴びるかも知れず、万が一に備えて西洋式の軍隊を編成して充分に調練する必要があると言い、帯刀にその任にあたって欲しいと言う。
帯刀は一つだけ聞きたいことがあると言い、「殿の真の狙いはいずこにおありなのでしょうか」と尋ねる。一橋慶喜を将軍にしてこの国をどう変えようと考えているのか。その問いに「一言で言えば、古い幕府を壊したいのじゃ」と答える斉彬。有力な諸侯が将軍の下に結集し、朝廷を押し立て、琉球を含めた新しい日本国を興す。因循姑息な今の幕府を一新したい。
帯刀はそれでは古い幕府にいる篤姫はどうなるのかと問うが、斉彬は自分の命じた任を果たすために将軍家に嫁いだ篤姫を、この先何があろうと悪いようにはしないと言う。斉彬はそのために幕府に建白書を出したと明かす。


ようやく尚五郎が小松帯刀になりましたね。
ってクレジットの段階でネタバレしてますが(笑)。

斉彬の建白書は、外様大名が徳川家の後継者問題に踏み込むという大胆なものだった。
その建白書を読んだ直弼は、水底に沈んでいた斉彬が水面に顔を出したと言い、忠固に写しを大奥の滝山に届けるように命じる。
本寿院は建白書を読み、ついに本性を見せたなと叩きつける。
堂々と建白書を差し出すなど盗人猛々しいとはこのことじゃと怒りを露わにする本寿院。倒れそうになるのを必死でこらえ、慶喜が家定の跡を継ぐようなことがあれば、篤姫を殺し、自害してやると息巻く。
幾島から斉彬が慶喜擁立にかかわる建白書を出したと聞いた篤姫は、なぜ今になってと問い詰める。自分がぐずぐずしているから父が自ら動いたのか。幾島はその問いには答えず、いずれにしてもこれで自分たちの立場ははっきりし、もう逃げることも隠れることもできないと言う。


いやホント、いい加減動き出してくれないと視聴者も飽きてしまいますよ(笑)。

アメリカ総領事ハリスは幕府に神奈川と長崎以外にも港を開くように要求する。
アメリカとの問題は詰めの協議が重ねられ、12月29日、堀田は家定にアメリカとの貿易はやむを得ないと報告する。家定はざわつく家老たちに「静まらぬか」と一喝し、堀田に報告を続けるように言う。
夜。篤姫に考えを聞かれた家定は、「時が来たということやも知れぬのう。戦になるのを待つよりはうまく国開くやり方を考えるべきであろうな」と答える。
年が明けたら堀田が京に行き、帝の許しを賜りに行くと聞いた篤姫は、帝は大の異人嫌いでしきりに攘夷を唱えており、ことがそう容易に進むとは思えないと首を傾げる。
家定は篤姫に別の悩みが生じたと言い、薩摩から出された建白書の話を持ち出す。
「父を追い込み、そこまでさせたのは私にございます」と篤姫。
幾島の言葉を思い出した篤姫は願い事があると言い、「どうか次の将軍を慶喜殿にしては頂けませんでしょうか」と頼む。家定は薩摩の父の意向に従うということかと言うが、篤姫は「違います。これは私の考えにございます」と答える。家定は、慶喜より慶福の方がふさわしいと言ったではないかと問うが、篤姫の答えを待たずに立ち上がり、「そなただけは信ずるに値する女子じゃと思うておったがな」と言って部屋を出て行く。
篤姫は手をついたままの姿勢で涙を流す。


2人の関係にヒビが入ってしまいましたねぇ。
篤姫はこうなることを恐れて言い出せなかったんでしょうね。
それにしても相変わらず宮﨑あおいさんの涙は左目からだけ流れるなぁ(笑)。

明けて安政5年1月8日、堀田は孝明天皇から条約締結の許しを得るため江戸を出発。
一方、西郷は斉彬の命を受け、慶喜擁立に動いていた。
越前藩邸。藩主・松平慶永は越前藩士・橋本左内と西郷に、堀田が慶福を将軍にという勅諚を手に入れるのを何として阻むように命じる。
彦根藩邸。井伊は一橋派が京に人を差し向けるのを見越し、公家衆に顔が利く腹心・長野義言に京に出向くように言う。関白・九条久忠を味方にさえつければというのが井伊の考えだった。
京。近衛邸。
老女・村岡は西郷に清水寺成就院の先の住職・月照を紹介する。
御所の動きを西郷に伝える役割を引き受けてくれたという月照に頭を下げる西郷。
月照も同志の公家衆に伝えるため、薩摩の動きを知らせるように言う。
2月。京に着いた堀田は朝廷の役人と会見するが、反応ははかばかしいものではなかった。
御所。孝明天皇は通商はまかりならぬと前からの意見を繰り返す。
関白・九条久忠は拒絶すれば異国との戦になりかねないと言い、左大臣・近衛忠煕は武力の差は歴然としたもの、我が代で夷狄を受け入れ、神国の土を穢すようなことがあれば、皇祖皇宗に対して申し訳が立たないと譲らない。
堀田はもったいぶるのはいつものことと強気の姿勢を見せていると、越前からの使いの者として、左内と西郷がやってくる。堀田に面会した2人は、堀田が条約勅許を得られるよう尽力する代わりに、慶喜を将軍継嗣として推挙するよう願い出る。
ついで西郷は、月照の仲介で近衛忠煕と面会する。
次の将軍を決めるようにという直諚の中に英明、人望、年長の3件を備えた者を選ぶべしという一文を盛り込んでもらいたいと頼み、堀田に慶喜を推挙してもらうことになっていると付け加える。
忠煕は「ま、やるだけやってみまひょう」と答えるが、九条の抵抗に遭い、将軍継嗣の問題は朝廷が関わることではないと言われる。
そして3月20日、朝廷は条約を認める勅許を下さず、将軍継嗣についても一橋派が望んだ英明、人望、年長という条件を盛り込むことはなかった。
左内は一体何のために走り回ったのかと悔しがる。
西郷は庭に出て膝をつき、「殿、申し訳ございもはん」とひれ伏す。
江戸城。忠固は井伊に公方をめぐる争いは一橋派の負けかと聞くが、井伊は一橋派が朝廷に深く食い込んでいることを指摘する。


これだけのことを決めるのに3ヶ月もかかるとは悠長ですねぇ。
ところで九条が忠煕に「口を挟むことと違います?」と言っていましたが、「口を挟むことではないのと違います?」が正しいのでは…。

薩摩。帯刀が斉彬を訪ねる。
建白書を読んだという帯刀は、あれでは篤姫が追い詰められてしまうのではないかと尋ねる。曖昧な返事をする斉彬に、何があっても守ると言っていた斉彬が逆のことをしていると言い、斉彬に対する思いがぐらついていると苦しい胸の内を吐露する。
新御殿。一橋派が敗れたといってもこれでしまいではなく、すべてはこれからだと篤姫に言う幾島。家定に慶喜を薦めてくれたことを嬉しく思う幾島だったが、篤姫は家定とのやりとりを思い出してふさぎこむ。
初瀬に呼ばれ、家定のいる御座の間へ行く篤姫。
火鉢で餅を焼きながら、やはり条約締結の許しが出なかったことを話す家定。
ハリスが将軍で埒が明かないなら帝に会わせろと息巻いているという。
ハリスとの談判の記録を取り寄せて読んだという篤姫は、この時代に生まれて幸せだと言う。それは異国のものに触れることができるからであり、開国をする時が来た。それぞれがそれぞれのよきところを認め合い助け合う。そのようになって欲しい。家定は篤姫の意見に頷く。
家定は京で一橋派が負け、篤姫が大変なことになったと言い、篤姫の立場を考えれば薩摩の父に味方するのは当然のことと先だっての発言を詫びる。
「私は上様の気持よりも自分の言い分の方を通そうとしました。それも自分の気持に嘘をついて」と言って、自分でも慶喜か慶福か分からなくなってきたという篤姫の言葉に笑い声をあげる家定。
篤姫は「私は決めました。私は私の心に従います。慶喜殿か慶福殿かどちらか分からぬのなら、どちらを推すこともいっそ止めまする」と言い、斉彬を裏切ることにはならないと言い張る。
焼きあがった餅を食べながら笑い合う篤姫と家定。
夜。御小座敷。
家定は篤姫に生まれ変われたら何になりたいかと聞く。
篤姫が考えていると、家定は「わしはのう、人間でないものなら何でもよいわ」として、好きなときに好きなところへ飛んで行ける鳥がいいと言う。
それに対して篤姫は、「私は私のままでいとうございます」と言う。
数刻の後、篤姫は家定の寝顔を眺めながら、「私は私のままでよいのです。でなければ、あなた様にはお会いできませんでした」とつぶやく。


御台所が将軍をくすぐるなんてアリなんですか?
過去の大河ドラマでもこんなシーンはなかったでしょうねぇ。


「篤姫紀行」
〜月照ゆかりの地〜京都府京都市
清水寺、成就院、清閑寺、郭公(かっこう)亭跡、近衛邸跡
語り:内藤裕子アナウンサー  演奏:吉俣良×柏木広樹
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