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2006/5/30

『嫌われ松子の一生』  映画道

『嫌われ松子の一生』
MEMORIES OF MATSUKO

2006年日本映画 130分
脚本・監督:中島哲也  原作:山田宗樹
出演:中谷美紀(川尻松子)、瑛太(甥・川尻笙)、伊勢谷友介(龍洋一)、香川照之(弟・川尻紀夫)、市川実日子(妹・川尻久美)、柄本明(父・川尻恒浩)、黒沢あすか(沢村めぐみ)、木村カエラ(超人気シンガー)、蒼井そら(スカウトされた女の子)、柴咲コウ(笙の彼女・明日香)、ゴリ(大倉脩二)、榊英雄(めぐみのボディーガード・リーダー)、マギー(刑事)、片平なぎさ(片平なぎさ本人)、本田博太郎(『女弁護士篇』の犯人)、奥ノ矢佳奈(幼少時代の松子)、谷原章介(佐伯俊二)、竹山隆範(教頭)、甲本雅裕(修学旅行先の売店の男)、角野卓造(校長)、キムラ緑子(松子の母・川尻多恵)、阿井莉沙(アイドル歌手)、宮藤官九郎(八女川徹也)、谷中敦(「白夜」マネージャー・赤木)、劇団ひとり(岡野健夫)、大久保佳代子(岡野の妻)、BONNIE PINK(綾乃)、武田真治(小野寺保)、濱田マリ(紀夫の妻)、荒川良々(島津賢治)、渡辺哲(刑事A)、山本浩司(刑事B)、木野花(婦警)、AI(女囚A:唄)、山下容莉枝(女囚B:家族)、土屋アンナ(女囚C:プライド)、山田花子(女囚D:思い出)、あき竹城(係官)、嶋田久作(牧師)、木下ほうか(ひかり荘一階の住人)




東京・荒川の河川敷で女性の遺体が見つかる。彼女の名前は川尻松子。甥のは父・紀夫にそのような姉がいることすら知らなかったが、アパートの片付けをするように頼まれる。彼はそこで松子の奇想天外な人生を知ることとなる。
昭和22年。福岡県に生まれた松子は、教師になって爽やかな同僚・佐伯とイイ感じになるが、修学旅行先での事件がきっかけで辞職に追い込まれる。その後、作家志望の八女川の愛人となるも暴力を受ける日々。八女川が踏み切りで自殺してからは、友人・岡野の愛人に。妻にバレて破局してからソープ嬢としてナンバー1となった松子は、同棲中の恋人・小野寺を殺害、自殺未遂を図る。東京に出て島津の理髪店で勤め始めるが、逮捕されて服役する。8年後に出所した松子はかつての教え子でヤクザとなったと再会し、愛人となる。


期待通りの大傑作

たい焼きに例えると(え?)、頭から尻尾までアンコがギッシリ詰まったどころか皮から溢れてはみ出てしまうぐらいの作品。

その映像、音楽、演出、文句なし。
『下妻物語』から格段に進化を遂げている。
これぐらい凄い作品に出会ってしまうと何にも言うことがなくなってしまう。
と言いつつ、ほんのちょい長いかなとか、殺され方が後味悪いぞとか、最後で天国への階段を昇った先で妹の久美に再会したときに例のヘンな顔で終わって欲しかったとかまぁ色々あるんだけど、それらはもはや些細なこと。
そんなことはこの際、どうでもいい。
とにかく次から次へ繰り広げられる万華鏡のごとき世界に身を委ねればよろしい。
一つだけ付け加えると、この作品は一人の女性の波乱に満ちた生涯を通しながら、戦後史にもなっている。
松子が教師を務めていた頃の中学生と現代の中学生の差が象徴的。


<本作のツボ>
よりにもよって内海光司


基本的には4つ星満点で評価をつけているのだけど、特例で星5つ!
必見。

★★★★★


2



2012/5/21  20:24

投稿者:法水

(拍手コメントへのレスです)
白洲次郎(伊勢谷友介)だけでなく白洲正子(中谷美紀)もいます(笑)。原作は読んでいませんが、だいぶ印象は違うかも知れませんね。

2006/6/25  22:11

投稿者:法水

おお、ご覧になりましたか。なるほど、ラストシーンについてはそういう解釈もできますね。だったらあそこは妹よりも父が出迎えた方がよかったのかなぁ…。記事を楽しみにしてます。

2006/6/25  19:46

投稿者:neokamakiri

ようやく見ました。ほんと大傑作でした。そのうちアップしますが、ラストのシーンは、あの顔をしていないのに父親が笑ってくれた、ということではないかと。

http://blogs.yahoo.co.jp/neokamakiri

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