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2008/2/11

『銀色のシーズン』  映画道

『銀色のシーズン』

2007年日本映画 108分
監督:羽住英一郎  脚本:坂東賢治
撮影監督:藤石修  撮影:西村博光、清久素延
音楽:佐藤直紀  主題歌:コブクロ「WHITE DAYS」
出演:瑛太(城山銀)、田中麗奈(綾瀬七海)、玉山鉄二(小鳩祐治)、青木崇高(神沼次郎)、國村隼(瀬戸雅之)、杉本哲太(宮部智明)、佐藤江梨子(北原エリカ)、田中要次(伊川一彦)、小林勝也(矢野新平)、水橋研二(三波豊)、マイケル富岡(DJ)、山根和馬(賭けスキーの相手ヒロシ)、三上市朗(軟派スキーヤー真鍋)、松崎裕(パトロール隊・松浦)、菅原卓磨(同・明石)、林剛史(北海道選抜・谷口悟)、豊田エリー(リナ)




白馬にある桃山町。地元出身の城山銀、北海道から来た小鳩祐治、大阪から来た神沼次郎の3人は“雪山の何でも屋”としてやりたい放題の日々を送り、旅館花みずきのオーナー・瀬戸雅之や温泉組合員の伊川一彦、パトロール隊員の宮部智明らの悩みの種となっていた。桃山町はかつてはモーグルの町として知られていたが、山向こうの黒菱リゾートに客足を取られ、雪の教会を作って“ホワイトウエディングの町”として売り出そうとしていた。その第一号として挙式を3日後に控えた綾瀬七海がやってくる。瀬戸たちは3人組に邪魔されることを心配していたが、スキーのまったくできない七海が銀に助けられ、挙式当日までに滑れるようにコーチをすることになる。七海は花みずきで期間限定の仲居として働くエリカから、銀がかつてワールドカップに出場するほどのモーグルの選手だったが、5年前の試合で大技に失敗して大怪我を負って以来、実戦に戻っていないことを知る。練習をしていくうちに親しくなっていく銀と七海だったが、挙式を前日に控えた夜、雪崩を起こすために銀が撃ち放したバズーカ砲により雪の教会が崩壊してしまう。式は中止となるが、出席者に連絡を取った瀬戸たちは新郎が半年前に交通事故で亡くなっていることを知る。

劇中で1度も使われていない“雪猿”という言葉で宣伝するあたり、いかにもフジテレビ(というより亀山P)。ちゃんと『海猿』の原作者に許可取ってんの?(笑)

『KIDS』に続いて坂東賢治脚本作品となったが、よくもまぁこれだけ駄作を立て続けに生み出せたものだ。
まず、ヒロイン・七海の設定。
スキーをしたことがないならともかく(かくいう私もやったことがない)、「雪を見たことがない」ってどういうこと? 沖縄に住んでいるわけでもないだろうに。
しかも新郎が大のスキー好きだったくせに、一度も一緒に来たことがなかったというのも不自然極まりない。
その新郎も実は死んでいたというのもまったく驚きがない。
というのも、新郎については名前も顔も出てこなければ何をしているのかどういう人物なのかさっぱり語られておらず、映画の中で最初から死んでいるから。
もちろん、七海としては彼の話をするのもつらいという面もあるだろうが、具体的なエピソードの1つもなければ七海の彼に対する愛情がこれっぽっちも伝わって来ない。

銀が雪の教会を見て、いつの間にこんなものを作っていたんだと驚くのも変。
あんな小さな町で気づかないわけないだろうに。
銀がバズーカ砲を撃ち放して雪の教会を破壊するというのも唐突かつ強引な展開だが(一体、あの教会はどういう位置にあるんだ?)、彼が試合に復帰できて万事めでたしとなって町の人があんなに大喜びする神経が理解できない。
いつも「47」のゼッケン番号をつけているのも意味があったんだろうか。というか招待選手だからって勝手に番号を選べるものなの?
祐治とかつての仲間との再会も最後にいたるまで何の意味もないというのもある意味ですごい展開。何のために出てきたんだか。

それにしてもこのレベルの映画で面白かったという意見が多いことに驚く。
客席でも「スキーがしたくなった」なんて言っている人がいたが、それってテレビのラーメン特集を見てラーメンが食べたくなったというのと一緒なんだよな。
そんなのは映画とは言わない。


★1/2
0



2008/2/15  21:21

投稿者:法水

>『リアル鬼ごっこ』
代わりだったんですか(笑)。
ま、観ますけどね。一応。

>『潜水服は蝶の夢を見る』
こっちでは来週からです。
早くしてくれぇ。

2008/2/15  10:28

投稿者:アール・ケイ

まあエンディングのバックで
小池徹平が「傷だらけの人生」を唄うところは観たかったです(爆)。

代わりに『リアル鬼ごっこ』を観ましたけど、
C級はC級でもあれぐらい突き抜けていてくれれば、
同じ日に『潜水服は蝶の夢を見る』を観たあとで鑑賞しても
印象が残るものなんですな(笑)。

2008/2/14  19:02

投稿者:法水

それでも観に行くのが日本映画ファンとしての務めかと(笑)。

>今の今までキズきませんでした。
それぐらいどうでもいい作品だということですね(笑)。

2008/2/13  16:49

投稿者:アール・ケイ

『銀色のシーズン』も『KIDS』も絶対見るまいと思って観なかったんですが、どうやら正解だったようですね(笑)。
しかし、KIDS=傷だとは今の今までキズきませんでした(爆)。

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