忙しく、疲れているときは簡単なことでもミスをやってしまうもので。前回放送の「ARIA」をうっかり予約し忘れてしまいました(爆)。
まあ、ARIAはDVDを買うことに決めているので、回収自体は出来るのですが、どうやらワンクールらしいのと、原作との連携を考えると、多分急所の話を落としてしまっているのかなと思う次第です。
さて、某所から指令が飛んできましたので、ARIA12巻と最終回に寄せてのコメントを書いていきたいと思います。
12巻は、まさに「変わりゆく日常」そして、その事に戸惑いながらも受け入れていく、というものでありました。それは11巻最後のお話からの当然の流れでありましたが、穏やかな日々が続いて欲しいという想いは、作中のキャラクターだけでなく、ARIAの世界を好んだすべての読者にも共通してあったものだと思います。
日常を動かしたのは誰か。アテナ先輩?天野先生?マッグガーデン?それとも、前段と矛盾するようだけど私たち?
真実がどうであれ、日常は変わりゆくものであり、いつまでもその場にはとどまっていられないという事を、これらのお話は私たちに知らしめてくれました。そしてそれは、モラトリアムを生きる我々の世代に送られたメッセージなのかもしれません。あんまり書くと、自分の首を締めてしまいそうなので、この辺で終了(爆)。
そして、最終回を迎えての私の思うところを。舞台こそ遠い未来の遠い場所でのお話であり、またその雰囲気は中世ヨーロッパのそれをふんだんに盛り込んだものでありましたが、一つ一つのお話は、我々にとっての日常でもありました。
複雑に物事が絡み合う現代、物思いに耽ることもあれば、考える余裕さえ与えられないこともあります。日常は思い通りにならないことばかりですが、一度きりの人生を楽しく過ごすための、そんな想いが詰まったお話の数々を、愛すべきキャラクター、すばらしい景色とともに感じさせてくれるのがARIAであります。そしてそのお話のほとんどは、ヒロインである水無灯里そのものでもあります。
ARIAのお話は最終回を迎えましたが、ARIAのお話はいつでも私たちの手元にあります。いつでも好きなときに開いて、人生を楽しく過ごす、そんな間柄でありたいものです。
「あの頃は楽しかったじゃなくて あの頃も楽しかった…よね」
「あっ でもワンポイントアドバイス」
「今――楽しいと思えることは 今が一番楽しめるのよ」
(ARIA6巻p.30〜32 アリシアさんの言葉より)
ずいぶんエラソーなことを書いていますが、こんな感じでよろしいでしょうか>A葉殿
大オチ。
これは、単なる誤植でしょうか?それとも気の利いたシャレでしょうか?でも「on sail」ってイディオムは、私の調べた限り出てこなかったんだけどなぁ。


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