というわけで、岩手紀行のお話です。「日立な日々」ではありませんが、そこはつっこまないようにお願いします(笑)。
7日の朝は、ご覧の通りの早起きでした。寝てないわけじゃないですよ。
睡眠時間は90分(爆)。寝てないのとほとんど変わりません。
身支度をして、結局5時過ぎぐらいに家を出ました。明けきらぬ朝の街を駅へ向かい、5時半過ぎの電車に乗って、一路いわきを目指します。しかしこの電車、いわき行きなのに行先表示が仙台というなんとも不思議な電車です。これはいわきに着いたときにネタあかしがされるのです。
朝焼けの中、電車は北へ向かいます。実は常磐線でもっとも北へ行ったのが「高萩」の一つ先の「南中郷」まで。この先はまさに未知の世界です。しかし、ここで事件が発生しました。
睡眠時間が足りないのためうとうと(爆)
せっかく見知らぬ場所を走るというのに、景色を楽しむ時間がありません。そんなバカをほっといて、電車はまもなく福島県との県境へ。さすがにここは景色スキーの意地を見せて目を開いて窓の外を見てみました。時間はまだ6時を少し過ぎたぐらいです。
海の近さに少し感動してしまいました。
日立も海が近い街ではあるんですが、目に見える景色として広がった海を車窓から見られるなんて素晴らしいじゃないですか。思わず写真に撮りました。ご希望あればアップします。
そして県境へ。ここはなかなか壮観であると、ある方がおっしゃっていましたので、ちょっと楽しみにしてました。
トンネルと森の中をひたすら抜ける様はさっきの海の景色とはまた違った趣が。
なるほど、これは納得です。いい景色ですね。これは起きていて見た甲斐がありました。こっちはうっかり撮り忘れてしまいましたが、場所としてもそんなに遠くないので、見に行こうと思えば見に行けます。
あいにくいわき方面に電車で行く用事がなかなかないんですが(爆)。
県境を過ぎてからは、なにやら工場が目立ってきました。昔ながらの工場がたくさん建っているようで、揃いも揃って煙突から煙が上がっています。なるほどと思いつつ、いわきの意外な一面を見た気がしました。
6時40分。電車はいわきに到着します。そして先ほど語られなかった「いわき行きなのに仙台の表示」も、車内アナウンスで謎が解けました。
「この列車はいわきで前に3両増結し、6両編成の仙台行きとなります。」
なるほど、いわき発仙台行き6両編成のうちの3両だからということでしたか。だったら、
最初から仙台行きでいいじゃないかと思ったのは私だけでしょうか(爆)。
いわきで20分待ちだったのですが、朝食に行って乗り遅れたらシャレにならないので、車内でおとなしくしていました。いわき駅は磐越東線も乗り入れるターミナル駅なのですが、いつぞや行った
米原みたくぱっとしませんでした(爆)<いわきと米原に失礼すぎです。
でも今度機会見て、いわき散策してみようかなぁ。
20分たちまして、7時ちょっとすぎ。いよいよ列車は仙台へむけて出発します。ここからはおよそ3時間。長い長い道のりです。そして長すぎるので
居眠りし放題です(爆)。いわきの2つ先「四ツ倉」からは単線の運行となります。風景ものどかになってきましたね。農村の中を走るローカル路線という感じです。
途中の「原ノ町」で20分待ち。するといわきから追っかけてきた「スーパーひたち」仙台行きがここで追い越していきます。実はこのいわき発仙台行き特急が「1号」なのです。車両の先頭に1号と表示されていたので、思わずシャッターを押しました。ネタの多い旅です。
左手に見える阿武隈山系と、一面を覆う水田の風景に癒されながら、電車は東北本線と合流。そして、仙台へと到着します。しかし、このときまで私はすっかり忘れていました。この日が8月7日であるということを。
もうお気づきですね。
この日は仙台の七夕祭りだったわけです。下調べなど全くなく、何気なく出かけたつもりだったのですが、偶然にもイベントと重なりました。せっかくなので、途中下車してみていくことにしましょう。
まずは仙台駅前の街並み。さすが政令指定都市だけあって、都会の雰囲気を漂わせています。高層ビルも多いですし。東口は再開発なのでしょうか。新しいビルが次々と建設されていますね。
そして、七夕のかざりですが、もうそこらじゅうが飾りでいっぱいですね。それこそ駅のコンコースから、大通りの歩道、アーケードの下にこれでもかというくらいでした。そして、普段見かける竹に短冊をつけたものは少なく、くす玉みたいな飾りから下にひらひらしたのがついた、いかにも仙台の七夕という飾りがほとんどでしたね。
で、飾りも一通り堪能して、次に何をしたかというと・・・
仙台のゲーセンでオンラインに出没してみよう作戦(爆)
主なところでは、MJ2やQMAといったところ。どちらも駅近くの4か所ぐらいからオンライン対戦できました。証拠画像もあります(ぉ)。
立ち寄り程度でもし行くなら、仙台駅東口の中にある「シティメイト」がオススメ。弐寺はありませんでしたが、それ以外は軒並み揃っている感じでちょっとよってくにはちょうどいい感じです。近くにサードプラネットもありますし。
遅い昼食は、せっかくなので
牛タンをチョイス。しかし、
お店のチョイスを間違ってしまったのか、薄い牛タンにちょっとションボリックになりました(爆)。ションボリックなままでは岩手に着けないので(ぉ)、
リベンジを挑んだのが駅前の露店で出ていた牛タン(更爆)。こちらは肉厚で味もしっかりしていてなかなか勝ち組だった気がします。料理は値段だけじゃないですね(ぉ)。
すっかり色々堪能したので、そろそろ岩手へ向かいましょう。ここからは「やまびこ」を使って一気に盛岡の1個手前「新花巻」へ向かいます。実は東北新幹線自体が初めてだったりするのですが、なんとなくこじんまりとした印象を受けたのは気のせいでしょうか?
やまびこの中も景色を楽しむまもなく、
居眠りばかり(爆)。一時間ほどで新花巻に到着し、さらに乗り換えをします。ここからはローカル路線の「釜石線」に乗り込み、一路父の実家のある「宮守」まで参ります。ディーゼルエンジンの列車に乗るのは初めてでしたが、なかなか趣があって、こういうのもいいんじゃないでしょうか。
20分ほどで宮守に到着。お墓参りをして、その日は親戚の伯父の家にお邪魔しました。色々話をしたんですが、眠さがたたってなんと
22時で就寝(何)。久しぶりに24時を回る前に寝た気がします。
早く寝たこともあって、翌朝は6時になる前に目が覚めます。田舎の朝は早いとは言え、さすがに早すぎと思って、布団の中で読書。7時過ぎたあたりに少し動いて朝食をとり早めにおいとましました。
仙台には10時ごろについて、
あとはひたすらゲーセンにこもっていました(爆)。だって、早く帰るのもったいないですし(ぉ)。
七夕は、昨日見たこともあって、今日は特別見て回る時間はとりませんでした。確かに見るものは多いかもしれませんけど、お祭りに1人でって言うのも、あまり楽しいものではないですからね。
次に見に行くときは誰かと一緒に行きたいものです。
そんなこんなで18時ちょっと前まで仙台にいて、それからいわき経由で日立へと帰ります。帰りの電車が
冷房利きすぎてへこみました(爆)。寒すぎて眠れなかったので、朝に続いて読書。シリーズの4冊を読み終えました。面白かったので、日曜日のネタに回しましょう。やっぱり
「田中メカ」は私の嗜好と波長が合うらしい(何)。
というわけで、駆け足でお送りしましたが、分量が多くなってしまいました。限られた時間でしたけど、それなりに色々こなせたんじゃないでしょうか。旅は道連れといいますし、次は誰かと一緒に出かけたいですね。

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