
雪解けを待つために、例年なら7月に入ってやっと開くパンサーメドウズが、今年はもう開いた。
オープンしたのは6月30日。前日に行った人の話では、バニーフラットのゲートはまだ閉まっていたそうだ。
(←エナジーに満ち溢れたUpper Panther Meadows)
僕たちがバニーフラットへ行った30日、なぜかしらゲートが開いていて、 →続きは、七色のカーペット、をクリック

(静かだが、生命力と躍動感にあふれたせせらぎ→)
我が目を疑った。
おいおい、フォレスト・サービスがゲートを閉め忘れたのかな。
3週間前に行ったときは、バニーフラットから歩いて行った。
最後の4分の1は道が雪で埋もれ、メドウズそのものが深い雪で覆われていた。それなのにもう開いたなんて、信じられない。

(←立ち入り遠慮を促す看板)
半信半疑のまま車でゲートを通り過ぎ、先へ進む。ほかに車が入っていなければ、風邪か何かでゲートが誤ってしまった可能性があるので引き返した方がいい。
しかしLower Panther Meadowsのキャンプ場には6、7台の車が停まっていた。

(トレイルの奥には、まだ雪が残っていた→)
Lowerでもいいのだが、もしUpperが開いているのならそちらへ行きたい。再び恐る恐る車を進めると、開いてるじゃあ〜あ〜りませんか。
だが入り口には「Voluntary Closure」の看板が。トレイルを踏み外さないように注意深く歩くことにして、Voluntary Intrusionしてしまった。

(←ふつふつと静かにわき出しているUpper Meadowsの泉)
Lowerには、Mountain Prideなどのピンクの花がカーペットのように咲いていたが、Upperが開いているのなら、花がなくてもUpperのほうがいい。
のしかかるように迫ってくるマウント・シャスタを見ながら、Upper Medowsへ。予想通り、花はまだ咲いていないが、ここへ来ると気分が高揚する。

(泉の周囲は、荒らされるのを警戒してロープが張られている→)
草原はまだ湿地帯のように水が多く、トレイルの奥には雪が残っている。泉の周辺にも、幾筋もの小川が上から流れ込んでいて、今はそのまま飲むのは危険だ。
紫のSwanp Onion、赤いPaint Brush、黄色いButter Cup、青いBlue Dick、ピンクのMountain Prideなど、七色の花のカーペットが広がるのは、7月後半かな。

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