建て方2日目です。
お昼前に一階部分が終了。
材料をたっぷり使っておりますので、見通しが悪いですね。
赤松の梁、信頼感がありますね。
意匠的にも効く梁ですので、太さはたっぷりしたものを使っております。
ただ無駄に太いわけではなく、強度にも的確に効く仕口も使います。
奥の270mm角の2本の柱が通し柱です。
それを四方からの差し口の梁や胴差で固めています。
その他、貫も建てながら入れていかなければ入らなくなりますね。
皆が寄って集って突いている物は「地棟」です。
本当は建物の端から端まで1本もので通さなければいけないのですが、なんたって運搬が出来ませんので、継手を設けて2本をつないでいるところです。
丸太の元が600kg・末が400kg、簡単に動かないので継手を適正な位置に合わせるだけでも小一時間はかかりますね。
ここに来て焦っても仕方ありませんので慎重に。
その「地棟」がラフターにつられて納まる位置に。
長いですね。
重量1000kgの丸太ですから、カケヤで叩いた位では何処に効いているか分からない。
皆で仕口を睨みながら作業が続けられます。
丁度、通し柱の2本がこの「地棟」で頭を固定されます。
「地棟」は荷重を負担することは一切なく、その太さを全部、地震等の横揺れを受けたときの建物の変形をなくする様に働きます。
こんなところで本日は終了。
思ったより捗ったよ。
にほんブログ村

1