国産木製建具、材料は信州カラマツです。
今回は枠だけですが、近々、ペアガラスの建具が入ります。
この建物は他の部分を輸入木製建具を使用していますが、大開口のものは輸入建具では開き勝手が不自由になりますので、4本立ての掃出しとしました。
晩秋の太陽が顔を出した時には、家の奥まで日差が届いておりました。
夏場には太陽高度が上がり室内には日差が入り難くなります。
日本家屋が持っていました外との緩やかなつながり、現代風に言いますとパッシブソーラーハウスです。
過去の「差鴨居の家」でも同じ様に設えましたが、太陽光の熱は非常に豊かな暖かさで建物を包んでくださる事が実証済みで、化石燃料を消費するよりも的確な開口を設けることが肝要と思います。

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