いつも喜び、 絶えず祈り、 すべてを感謝する。 そのような日々を過ごしたい。

2012/10/22

♪アメイジング・グレイス♪  映画・演劇

アメイジング・グレイスという讃美歌は、よくご存じだと思います。
(「白い巨塔」のテーマ曲として使われていました)

ケーブルテレビで、この題名で映画があることが分かり録画していました。
私はこの歌の作詞をした、元奴隷船の船長ジョン・ニュートンの伝記だと思い込んでいました。

最初から、どうも変だと思いながら見ていましたが、やがて主人公は
ウィリアム・ウィルバーフォースという英国の議員で実在の人物。
1797年、時代は18世紀。
奴隷貿易廃止に力を尽くした人物だとわかりました。

回想場面が多くあり、ややこしかったです。
何度法案を議会に提出しても、なかなか廃止までもっていくことができなくて、挫折し、体調も崩してアヘンチンキに頼るようになっていた。
友人の家で静養するとき、バーバラを紹介されて、
真に良き理解者を得て結婚。
議会に復帰。

首相になっていた親友のピットや、奴隷貿易廃止論者の仲間たちに助けられ、励まされ、
ついに1807年奴隷貿易を廃止する法案を283対16で可決。

感動的な最後でした。

18世紀、貴族たちの生活を支える「民衆」たちは貧しく、奴隷たちは搾取され痛めつけられ、傷つけられていた。

チャールズ・フォックス卿という議員は、最初は反対の側だったのが、
仲間に加わり知恵を貸す。
 (どこかで見た顔だなあ、と思ったら、「ハリーポッター」で
 2代目のダンブルドア校長の役をしていた、マイケル・ガンボンだとわかりました。)

2007年奴隷貿易廃止200年の記念に作られた映画でした。
世界中に植民地を持っていた大英帝国。その歴史を詳しくは知りませんでした。
映画というのは、その時代を見せてくれます。

[ 余談ですが、いま神戸で展覧会をしている
 フェルメールの「真珠の首飾りの少女」も映画になっていて、最近見ました。
 オランダが舞台ですが、映像が絵画のようで美しかっ たです。
 こちらは、貴族社会が経済的に崩壊寸前の時代]


アメイジング・グレイスの作詞者、ジョン・ニュートンは
ウィルバーフォースに影響を与えた人物として出ていました。

「神は人間をみんな同じ(イコール)に造られた」という言葉が心に残りました。

このウィルバーフォースと、首相だった親友のピットは、共に
ウエスミンスター大修道院に埋葬されているそうです。
あの大聖堂を見る目が、新たにされました。


自由、平等、博愛
それは当たり前のことと思って生きてきましたが、
そうでない時代が、少し前まであったこと。
忘れてはいけないと思います。


領土を殖やしたい・・・という国家の欲望が、戦争を引き起こすことのないように
切に祈ります。




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 すずらん   
  ラターレインさんからお借りしました。
  ありがとうございます。
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