いつも喜び、 絶えず祈り、 すべてを感謝する。 そのような日々を過ごしたい。

2009/6/13

隠されたる神  

今日の安息日は、神戸アドベンチスト病院院長の山形謙二先生がいらしてくださいました。

なんと前回は1995年7月だったとかで、14年ぶりでした。
ポスピス病棟ができて16年、いまや緩和ケア医療では、
第1人者といってもいいと思います。

アメリカで痛みを緩和する治療を学ばれた。
毎日が、死と向き合う日々・・
スピリチャル・ペイン(実存の痛み)が一番問題だ。
患者さんが「生きていて良かった」と思われるように、
と願っておられる。

(山形先生には5年前、私の父もお世話になった。
ホスピスでの日々は、平安があり、
父はすべてを感謝し、キリストを信じた)

先生は、医師になりたいと思われたのではなく、
医事伝道者になろうとされたということを、
今日初めて知った。

勉強を終えて神戸の病院に赴任なさったときの夢は、
「患者さんと一緒に聖書研究をする、それが夢でした」
と。

しかし当時内科医は一人しかいなくて忙しく、
8年間は、とてもその余裕はなかったそうです。
そこで、苦難の意味をさぐりつつ、暇を見つけて5年かけて書かれたのが、
『隠されたる神』
これはキリスト教新聞社のベストセラーとなっている。

午後の講演では、ホスピスでの患者さんたちとの出会いを語りつつ、
先生ご自身が何度も胸をつまらせ、涙が光るのが見えた。

痛みをとることで、患者さんは人間の尊厳を取りもどし、
人生の意味をみつけて、感謝し、死の恐怖はなくなる。

家族に感謝し、先生や看護師さん、お掃除してくださる人、ボランティアさん、
周りのみんなにありがとうという思いに満たされ、
書き残される。

「よく頑張られましたね」と先生は声をかけてくださる。

最後の日々を、この病院で過ごせたことを、
患者さんも、家族の方も喜んでくださる。

ある記者に「先生は、医者なのに、治すことは出来ないんですね」
と言われることもありました。
でも痛みをとることで、平安な日々を過ごし、
生きていて良かったと患者さんがおっしゃることに、
喜びを感じる。
と。

患者さんとの出会いを、とても大切にしておられ、
ご自分の本を読んでくださる方からの手紙には、
すべて返事を書かれるそうだ。

そして『隠された神』を神様が用いてくださっていることに
感謝しておられる。

微塵も自分を誇る様子はみられない。

いつ本を読まれるのだろうと思うのだが、
莫大な書物を読んでおられ、
テニスンやバイロンの詩なども語られる。

神様の愛に満たされた穏やかで謙遜な人柄は、
世の光となって輝く。

安息日、私は大きな恵みに満たされました。

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マーガレットの路 2009.6.11

northland-art-studioさんからお借りしました。

この風景は以前にも見せていただきましたが、
とても心ひかれます。
平安・・を思います。

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2009/6/14  14:52

投稿者:モネ

逸見さんが、テレビでご自分の癌を公表なさった衝撃的な会見が、一石を投じ、ホスピスに対する見方も少しずつ変わってきつつあるようです。
スピリチャル・ペイン・・・癌でなくても、そのような問題を抱えている人は多いですね。
「隠れたる神」是非お読みいただきたいです。

2009/6/14  8:04

投稿者:玄柊

日本に「ホスピス」が浸透することは難しいだろう思います。それは、父の現実を見ているからです。しかし、山形さんのような方の存在は、それを変えていくことになるだろうと希望を持ちました。
「隠されたる神」を探してみます。

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