2021/8/23
桃太郎 芥川龍之介版 朗読
尾上右近の、歌舞伎チューンでの「かぶきかせ」
これは、読み聞かせを、歌舞伎風にするもの。
今回は、長編なので、2回に分けてありました。
芥川龍之介が、桃太郎を、芥川流に書いていたのは、知りませんでした。
やはり、芥川は天才だと、つくづく思います。
正義は、どの立場で発言するかで、変わります。
少し前にも、父親を桃太郎に殺された子鬼、、、という絵が、注目されていました。
芥川は、「日本一」という旗を振りかざして、一方的に鬼退治に行く桃太郎を
痛烈に批判。
おじいさん、おばあさんの、子育てにも警告。
平和に暮らしていた鬼たちは、征服されて、子どもを人質に取られる。
もちろん、宝物も、桃太郎が略奪。
その後の、生き残った鬼の子どもが成長して、青年になり、桃太郎に報復する、
という構図も、空恐ろしい。
暴力は、解決にはならない。
本当にそう思います。
武力では、平和はつくれない。
アフガニスタンでの、中村哲医師の言葉を、思います。

ヤマアジサイ (「よしみが行く」さんからお借りしました)
いつもありがとうございます。
平和な世界がきますように。
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これは、読み聞かせを、歌舞伎風にするもの。
今回は、長編なので、2回に分けてありました。
芥川龍之介が、桃太郎を、芥川流に書いていたのは、知りませんでした。
やはり、芥川は天才だと、つくづく思います。
正義は、どの立場で発言するかで、変わります。
少し前にも、父親を桃太郎に殺された子鬼、、、という絵が、注目されていました。
芥川は、「日本一」という旗を振りかざして、一方的に鬼退治に行く桃太郎を
痛烈に批判。
おじいさん、おばあさんの、子育てにも警告。
平和に暮らしていた鬼たちは、征服されて、子どもを人質に取られる。
もちろん、宝物も、桃太郎が略奪。
その後の、生き残った鬼の子どもが成長して、青年になり、桃太郎に報復する、
という構図も、空恐ろしい。
暴力は、解決にはならない。
本当にそう思います。
武力では、平和はつくれない。
アフガニスタンでの、中村哲医師の言葉を、思います。

ヤマアジサイ (「よしみが行く」さんからお借りしました)
いつもありがとうございます。
平和な世界がきますように。
