ベルギーのショコラティエで
世界最年少で数々の賞を受賞したけれど
コンテストなどに出場していたのは 最初だけで
現在はまったく興味がなく 作り手として徹し よいものを作っているという話を聞いた。職人に弱い私は つい立ち止まり・・・試食させていただいたら チョコをあまり食べない私にも段違いに美味。
出会えた記念に『シャトー』買い求めました。
http://www.pierreledent.jp/ledent_top.html
ベルギーの古都リエージュ(Liège)郊外の3代に渡るパティスリー&ブランジェリーの家系に生まれる。 幼少から家業を手伝い、地元リエージュの名門菓子職人専門学校3年制を1年で卒業。その後フランスでの修行を経て、ショコラティエ&パティシエとして本格デビュー。
世界各国のコンクールで数々の賞を受賞し、特に1994年東京で行われた「世界洋菓子連盟/国際青年製菓技術者コンクール」においては、6部門中4部門で金賞、残る2部門でも銀賞を受賞し、当時最年少でその年の最高パティシエに選ばれる。現在故郷にショコラ工房を開業し、ショコラティエとして活動中。
ピエール・ルドンの魅力は、ベルギーの伝統を尊重しつつ多くの素材を用い素晴らしく調和のとれた美味しいショコラを生み出せることである。カカオそのものとショコラに詰められた様々な素材とのマリアージュ。この天性的センスから創り出されるショコラは、多くの人々に至福の喜びを与え続けています。
1994
Le Concours International du Jeune Pâtissier-Chocolatier-Glacier à Tokyo
世界洋菓子連盟/国際青年製菓技術者コンクール 日本・東京 総合優勝(最年少)
Le Grand Prix Mandarine Napoleon
マンダリン・ナポレオンコンクール ベルギー国内大会、国際大会 優勝(最年少)
1993 Le Prix National du Merite Artistique, en 1993, 1994
全国芸術功労賞 ベルギー (1993年、1994年 二年連続優勝)
Le Prix (Theme93) Spécialité du Sucre
国際あめ細工コンクール(Thema93) デンマーク 優勝
1992 Le Prix des Jeunes Pâtissiers, Glaciers, Confiseurs, Chocolatiers
世界洋菓子連盟/国際青年製菓技術者コンクール ポルトガル・リスボン ピエスモンテ部門優勝
Le Prix du Meilleurs Jeune Pâtissier
最優秀青年菓子職人コンクール ベルギー 優勝
Le Trophee Jean-Marie Wanet
最優秀青年パン職人コンクール/ジャン・マリー・ワネ賞杯 ベルギー 準優勝
受賞歴もすごいが もう現在ではそういうことよりも作り手として生きたいと
まったくコンテストも出ていないという コメントに惹かれた
ピエール・ルドンの作品に表現される「伝統」「芸術」「革新」そして「自分らしさ」は、リエージュにルーツがあると言ってよいでしょう。
リエージュはベルギーの首都ブリュッセルから100km程東に位置し、3つの川が流れ込む谷あいの街で、中世初期より教会を中心として栄え「百の尖塔の町」と呼ばれる程多くの教会がありました。今でも教会を始めとするあらゆる文化・建築遺産が豊富に存在しています。
また、「芸術」の盛んな町で、推理小説作家ジョルジュ・シムノンや、世界的な音楽家セザール・フランクを始めとする数多くのアーティストを世に送り出しています。現在は、モダンフレンチの研究が盛んな6年制の「食」専門学部を持つリエージュ大学を始め、多くの洋菓子職人・調理師専門学校があり、一流シェフ・ソムリエ・ギャルソンを目指す学生が世界中から集まっています。

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