一体、今は何月なのでしょう・・・??
スッキリしない天気ながらも、今日は久しぶりに一日飛べました。。。
が、寒いのなんの・・・!!
朝一はまだインターラーケンでは小雨が残っていたのですが、それは止みそうだったのでテイクオフに上がってみると、なんと雪が舞っていました。テイクオフのレベルは標高で1400m位・・・1500m位より上は積雪で真っ白でした。。。
いくらなんでもそこまでとは思っていなかったので、ちょっと油断した格好で山に上がってしまったので寒くてしょうがありませんでした。(笑)
その後は、もちろん完全に冬装備。。。
明日からは、ようやく少しは天気は回復していきそうなのですが・・・週の半ばくらいまではまだまだ気温もそんなに上がりそうな感じではなく、天気予報もコロコロ変わっていきそうな気がします。良いほうに変わっていけばいいんですけどね。。。
この天気もすでに2週間続いてしまいました。
冬以外でこんなに悪い天気が続いたのは、自分がスイスに来てから初めてなのではないでしょうか・・・全く覚えがありません。
この間に、Swiss-Cup(League Cup)はしっかり2回分(Genf(ジュネーブ)とFrutigen)がキャンセルになっています。Frutigenのほうは出てみようかな?なんて思っていたのですが・・・
話は変わって・・・(前回の続きです。)
インターラーケンのエリア(ベアテンベルグのテイクオフ)は、昨年の11月から一番上まで車で上がることが出来なくなっている・・・ということは以前このブログで書いていると思います。
最後の数百メートルは、担ぎ上げしなければいけなくなってしまったのですが、最近、しっかり看板?(標識)まで新しくなり・・・

赤線のところは「ハング、パラ関係の車通行禁止」という意味です。
1年以上(どれくらいだったか忘れました。。。)戦い続けたのですが、とうとうこういう形になってしまいました。
新しくテイクオフのすぐ横の家を買った訳のわからないアホなスイス人のおかげでこんなことになっています。ホリデー用に買っているので、一年間に彼らが来る(その家にいる)のはトータルで2〜3週間だけなのですが・・・
「うるさくてしょうがない・・・」や「道路がどうのこうの・・・」と、言いがかり(こっちサイドからはそうとしか聞こえない。笑)としか思えないようなことを本気で弁護士立てて訴訟にもっていき、その過程はいろいろあり過ぎて書けませんが、こういうことになっているのです。
だったら、こんなところに家を買わなければいいのに・・・何を考えているのやら・・・!? 「パラグライダーが飛ぶなんて知らなかった。」なんて言っていますが、どう考えても信じられません。
今は、車が最後の私有の道路(と言っても彼らの家以外にも何件もあります。)を通行しないということで話はまとまっているのですが、これもこっちサイドでいろいろな方法(土地の使用用途の変更手続きをしたり・・・ホントにいろいろと・・・笑)を使って、ようやくこんな形でまとまっているという感じなのです。
彼らは当初、ベアテンベルグのテイクオフを完全にクローズさせようとしていましたから・・・!! ホントにアホな事を考えるものです。
これはベアテンベルグだけでなく、インターラーケンにもかなり影響があります。
今やインターラーケンの観光にアドベンチャー・アクティビティ(パラグライダーを含む)は欠かせない物となってきていて、観光局でもホテル、レストラン等と共に非常に重要なパートナーという認識を持っています。その中でも大きな割合を占めるパラグライダーが無くなるというのは大変なことだと思います。
(ちょっとオーバーかな・・・?笑。 でも、インターラーケンでパラが飛んでいるのを見るというのは、もう定番の光景だというのは本当です。)
ベアテンベルグの地元の人間もみんな「何てアホな事を・・・」と、言っていますし、役場も基本的には、相手が弁護士立てて公式にそういうことを言ってくるから仕方なく動いているといった感じだと思います。(多分。笑)
こういった動きに更に対抗(?)しようと、うちの会社の社長(には見えないですけど・・・?笑)が、Facebookで「Gruppe für gesicherte Startplätze in Beatenberg」(ベアテンベルグのテイクオフを守ろう!)というグループ(コミュニティ)を立ち上げました。
(一部、あまり相手を刺激しない方がいいのでは??という反対意見もあったりするのですが・・・)
署名という感じで自分はいいのではないかと思います。
と言うことで、Facebookのアカウントを持っている人は、パラグライダーをやっていなくても是非このグループに参加を!!(自分も参加はしていますが、それだけで特に何もしていません・・・)
今はまだ400人程度しかいませんが、1000人を越えたらすごいですよね。
あとは、地元の人間やスイス人以外に、外国の人間もいるとなんとなく説得力も少しは出てくるのではないかと思います。
どこからでもテイクオフできて、どこにでもランディング出来そうな感じのするスイス、またはヨーロッパアルプスのエリアですが、一部こういった問題があるというのも事実なのです。。。
あ、でもランディングで刈ってない伸びた牧草地にランディングしてそこのオッサンに怒られたことがあるっている人は結構いるんじゃないかな??
これは基本ですよ!!(笑)

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