吉原手引草

2010/7/19  18:15 | 投稿者: 益子

 久しぶりに一冊読み終えた。寝る前にすこしずつ読み進めて2週間ぐらいかかってしまったかな?もっとだろうか?
 作者の松井今朝子さんは松竹で歌舞伎の制作に携わっていたが、フリーになり評論や小説を書いているとのこと。
 小説を通して吉原の様子を事細かに紹介するという内容になっている。花魁(おいらん)が蒸発した事件について、その花魁にゆかりの人たちをたずねて話しを聞きだし、その全様を明らかにしていくという設定。どういう人がなんのために調べているのかも謎のまま話は進んでいく。話の筋というより、どうやってこんなに詳しく、吉原の生活ぶりを調べたのだろう・・と思える程の吉原生活史みたいな資料集になっている。
 なかなか面白かった。
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