源氏物語の男君たち

2010/5/7  21:02 | 投稿者: 益子

 瀬戸内寂聴の「源氏物語の男君たち」を読んだ。NHKの番組のテキストとして書かれたもの。源氏物語の登場人物の特に男性にスポットをあてて、その人となりや心理状態について紐解き、さらにこういうお話の展開にしたり、そういう登場人物を登場させる紫式部の意図や小説としての上手さに言及している。読みやすくて面白かった。一応、源氏物語そのものを知っているので、その解説書的に読めるが、まったく源氏物語を読んだことのない人にはどうかな?
 寂聴さんの書き方が、そういう男がまるでこの現代の世の中にも実際にいるような、そんな思いにさせるような書きかたで引き込まれる。いつの世も人間の感じ方はそれほど大きくは変わらないのかもしれない。
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