水無月

2006/6/1  22:46 | 投稿者: 益子

 6月、水無月だ。大学生になって京都にいって1年目の6月に、初めて「水無月」という名のお菓子をみた。和菓子やさんにもあったが、「○○餅」と言う店の名前のうどんやというかそばやというかそういう店でも売っていた。京都のうどんやはたいてい店の入り口にガラスのショーケースがあり、お稲荷さんと餅、大福餅、おはぎなどの季節の和菓子を売っていた。不思議な光景だった。たいていの店が「○○餅」という名で元は御餅屋がうどん屋を兼ねていたのだろうか。
 それで、その水無月を買って食べたことがない。ういろうの上にお豆を甘く煮たものがのっている。なんだか甘いだけの物みたいな感じで・・・
 ネットで調べた「いわれ」を「続きを読む」に引用する。食べておけばよかったかなあ。京都のお菓子には歴史や意味があるのだもの・・・。
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水無月は、白い外郎(ういろう)生地に小豆をのせ、三角形に包丁されたお菓子。三角形の形が特徴ですが、これは暑気を払う氷をかたどったものです。
そもそも、旧暦6月1日は「氷の節句」または「氷の朔日」といわれていました。室町時代には幕府や宮中での年中行事のひとつとして、この日に「氷室(ひむろ)」の氷を取り寄せ、氷を口にして暑気を払いました。
「氷室」とは、冬の氷を夏まで保存しておく所のことで、昔の冷蔵庫のような場所です。京都の北山には「氷室」という名の場所があり、今でもその氷室の跡が残っています。


当時は、氷室の氷を口にすると夏痩せしないと信じられていました。しかし、庶民にとっては夏の水はとても貴重で、ましてや氷など簡単に食べられるものではありません。そこで、宮中の貴族にならって氷をかたどった菓子が作られるようになりました。これが水無月のはじまりです。


当時の人にとって夏はとても過ごしにくく、死と隣り合わせの恐ろしい季節でした。特に京都の夏は厳しく、疫病なども流行しました。それだけに残り半年の健康を、栄養価が高く邪気を祓うとされる小豆をあしらった水無月で願ったのですね。
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