お墓

2015/3/14  20:56 | 投稿者: masuko

 死んだら・・・・

 父や母の時代の人やそれ以前の時代の人はあたり前に自分が死んだら入る墓のことを心配した。長男だったら先祖代々の墓があるだろうし、分家ってやつだったら新しい墓を用意したんだろう。
 今は散骨?海に撒くんだか森に撒くんだか知らないけれどそういうのもあるし、永代供養とか共同納骨堂とかいろいろな方法が出てきた。
 今あるお墓を管理していくというか中心になって祀るっていうのかそういう立場の人がいなくなってしまって放置されている、無縁墓っていうのもたくさんあるらしい。

 人ごとではない。
 市営墓地に多分祖父が申し込んで手に入れ、父がその利用者を引き継いで祖父や祖母、つまり父にとっての両親を埋葬した墓があり、その墓に父も母もはいっている。現在、利用者は姉(姉はこの墓には当然、入っていません。結婚した相手の家の墓に入っています)。次に継承すべき人は誰なのか。私?えっ?そんなー。私もこの墓には入らないよ。父にとっての長男(私の兄)は逆縁で父たちよりも早くその墓に入ってしまっている。ところが子どもは娘ばかりでいわゆる直系というやつが途絶えてしまったのだ。

 親戚で相談して継承していく人が決まったのだが、市役所の手続きのなんと面倒なことか。今、このことをなんとかやっつけてしまわなくてはというのが当面の私の目標である。

 同意書に署名しなくてはならない人が6人。父の遺産相続の時に用意した、他市からとりよせた戸籍謄本が役に立つ。継承者が何ものであるかの証明に必要なのだ。もちろんその継承者の戸籍謄本やら住民票の写しやらも必要だ。姉が亡くなっていることを証明する除籍謄本も必要。これがまた妹の立場じゃ簡単にとれないんだなあ。霊園の窓口へ相談に行くと親族関係みたいのも根掘り葉掘り聞かれる。2回いって2回とも説明した。今度行く時は申請書を提出できるけれど、その時には家系図みたいなものを用意してきてくれると助かるとな。今度の利用者のその後を継いでくれる人はいるのかともきかれた。市役所にしてみれば利用料を払ってくれる人がはっきりしなくなるのが一番困るのだろう。また、後から親族同士の揉め事が起きるのも防ぎたいらしい。それで同意書の人数が増えてくる。そんなこと余計なお節介とも思える。

 思い切って墓じまいにして、中のお骨を共同納骨堂へなどと私などは考えるが、立派な墓石の撤去料は相当な金額になるようだし、まだまだ父の代の人たちには墓を無くすというのは受け容れられない。

 縄文時代みたいに村の真ん中に村の人がみんな入る墓地があれば十分なのにな。家制度、檀家制度と墓が結び付いたのは、徳川のキリシタン対策が元なのだろうか。平安のころなんか鳥葬なんていうのもあったのか?

 もう、家ごとに墓を持つ時代ではなくなったように思うけれどな。そう簡単にはいかないけれど、でも、なんとかしないと寺も公営の墓地もにっちもさっちもいかなくなるのでは。

 ちなみに私も夫も自分の骨の行き場は市の共同納骨堂に申し込んである。いろいろな人の骨と一緒にどさっと入れてしまうところだそうだ。

 千の風になってなんていう歌が流行するのにね。
 
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