らくだの涙

2014/1/23  20:23 | 投稿者: masuko

 友達が貸してくれたDVD
 最高です。感動!!
 モンゴルのゴビ砂漠で暮らす遊牧民一家は、4世代同居。らくだや羊を育て、自然と共存して生きている。らくだの出産が続く毎日。最後に生まれたのは白いらくだでとっても難産。初産だった母親は難産がショックで生まれた子どもの世話をせず、乳を飲ませない。心配した家族は県庁のある街まで子どもを使いにだし、馬頭琴の名手に来て貰う。この街への兄と弟の旅もいろいろなことを感じさせる。途中で休ませて貰う家にはテレビがあり、弟はすっかり釘付けだ。砂嵐をおそれながらも長い距離をらくだでとぼとぼと向かう。街ではオートバイに乗っている人達もおおい。来ている服装もちょっと違う。いろいろなお店もある。 
 馬頭琴の名手が来て母親らくだに伝統の音楽療法を行う。ここが最高の見せ場だ。馬頭琴の音色と若い夫婦の奥さんの歌声は砂漠の大地の空にしみいるようだ。さっきまで子どものらくだに対して鼻を鳴らして威嚇していた母親らくだは、馬頭琴の弦が風に吹かれて微かな音を出しだしたときから気持ちを和ませ出す。歌声を聞き出すとぐっと癒やされ、初めてこどもに乳を飲ませる。そしてどういうことだろう、大粒の涙をはらはらと流すのだ。らくだがだよ!!
 若い奥さんの子どもへの愛や子どもにばかり手をかけてはいられない、苛酷な自然の中での生活も淡々と描かれる。
 テレビをねだる孫にじいちゃんは「四角い箱の中をみて生きることになる。感心しない」という。僧侶がきた時には大地の真ん中でお供えものをしてみんなで祈る。僧侶は自然は神からの借り物、未来の子孫のために大事に使い感謝して・・・というようなことを言う。
 完全なドキュメンタリーだ。遊牧民の一家の営みとらくだの涙に心が洗われる。 
 最後にテレビを買って貰えるところがほほえましい。

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