ベラボーな生活 禅道場の「非常識」な日々
2006/9/24 11:35 | 投稿者: 益子
先日紹介した本を読み終えた。玄侑宗久の『ベラボーな生活 禅道場の「非常識」な日々』だ。玄侑宗久の本はこれで4、5冊めかな。語り口が明快で好きだ。禅宗のお坊さんで芥川賞をもらっている作家。
今回のこの本は、ご自分が京都嵐山の天龍寺で雲水として修行していたときのいろいろな思い出ということで大変読みやすいエッセイだ。
冒頭に「この本にはいろいろな非常識が描かれていると思うのだが、たぶんその底に流れているのは、人間に起こる奇跡を信じる態度ではないだろうか。だからこそ人は修行する。(中略)奇跡を信じると、奇跡が起こる可能性はたぶん一気に高まる。」とある。そのためには結構、肉体を精神を痛めつけなくてはいけないらしい。修行の様子はなかなか厳しい。
厳しい修行をすることはできそうにないが・・・奇跡は信じてみたいと思うのはちょっと虫がいい考えかな。
0
今回のこの本は、ご自分が京都嵐山の天龍寺で雲水として修行していたときのいろいろな思い出ということで大変読みやすいエッセイだ。
冒頭に「この本にはいろいろな非常識が描かれていると思うのだが、たぶんその底に流れているのは、人間に起こる奇跡を信じる態度ではないだろうか。だからこそ人は修行する。(中略)奇跡を信じると、奇跡が起こる可能性はたぶん一気に高まる。」とある。そのためには結構、肉体を精神を痛めつけなくてはいけないらしい。修行の様子はなかなか厳しい。
厳しい修行をすることはできそうにないが・・・奇跡は信じてみたいと思うのはちょっと虫がいい考えかな。
