人間の運命

2013/3/9  10:13 | 投稿者: masuko

 五木寛之の「人間の運命」を読んだ。
 読み応えがあった。
 五木さんの戦争体験、特に、戦後の朝鮮からの引き上げ経験をが相当に五木さんの苦悩というか、物事を考える基盤となっている。
 運命、宿業・・・仏教のこと、特に親鸞の考え、マイケル・ジャクソンのこと・・・いろいろな考え、五木さんの葛藤が書き出されていく。

 いまの自分の生き方は自分で決めているようで、じつはひとつの大きな手のなかで導かれているのだ、と。
 そして、その私たちの今日の運命に対する受け入れかたが、明日の未来の運命を左右するのではないか、と
 過去からせおわされた運営から逃れることはできない。しかし、明日の運命は、いまこの自分にかかっている。私はそう思う。

 運命に身をまかせる気はない。
 そこでできることは、ありのままの自己の運命を「明らかに究める」ことだけだ。
 自分の運命をみつめ、その流れをみきわめ、それを受け入れる覚悟をきめることである。


 大震災、原発の事故、家族や自分の生老病死・・・・運命と自分について考えることができた。

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