血脈 下 佐藤愛子

2012/9/21  20:44 | 投稿者: masuko

 連休中に読み終えた。最後は上野公園のベンチで。 
 「下」ではサトウハチローの息子たちのやっぱりどうしようもない佐藤家の血のなせる?不良の話やハチローさんやその奥さん、愛子さんのお母さんの死、愛子さんの夫との確執、愛子さんのお姉さんの変貌等が書かれている。
 上、中、下とこんなに長い小説を読んだのは久しぶりだ。こういう考え方、生き方をした人たちもいたんだなっていうことはよく分かった。他人に迷惑を掛けてはいけないってよく言うけれど、これほど迷惑を掛けっぱなしの人達もいるんだなって思うと、なんだか救われるというか、まあ、世間のことを気にしてあんまりがちがちにならないで、自分の思いに正直に生きたっていいのかなっていう思いが読後感かな。
 小説として楽しんだというよりは、他人の家を興味本位に覗いて楽しんだというところだろうか。なんとなく、愛子さんが書かずにはいられなかった思いも分かるような気がしている。
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