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素敵な宇宙船地球号
『化学物質過敏症の少女2』〜万海花とアリーの願い〜
2006年1月29日(日) 23:00〜23:30 テレビ朝日系列
今、世界では化学物質過敏症に悩まされている人が増加しています。
日本でも約70万人がこの病気に苦しんでいます。
今回は2005年1月に放送した“Dear地球様 16歳からの手紙―化学物質過敏症の少女”の続編です。
あれから一年、梅原万海花さんは17歳の誕生日を迎えました。
4年ぶりに会うことができた祖父母とのお正月や両親の想い、そして、万海花さんの地球環境への想いを映し出しました。
また、化学物質過敏症の患者に対する地域ぐるみの協力も追いました。
さらに番組では、化学物質過敏症の治療の最先端であるアメリカへ行き、テキサス州にあるダラス環境医療センターの最新情報や、化学物質過敏症で家族が離れ離れに暮らす14歳の少女アリーを取材しました。
(番組紹介より)
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上記番組紹介にあるように、
『Dear地球様 16歳からの手紙―化学物質過敏症の少女』の続編です。
こちらにしたためたように
化学物質過敏症は誰でもなりうる病気です。
(…とは言え、まだ厚生労働省は"疾病"としては認めていません。T_T)
罹ってしまうと、これまで続けてきた快適な日常生活を過ごすことは困難になり、色々な不便や不都合が生じて社会生活が成り立たず、精神的にも多大な苦痛を強いられます。
そして、夫婦や親子であっても離れて暮らさなければならない状況に陥ることも有り得ますし、これまで当たり前だと思っていた生活環境を大きく変えなければならないでしょう。
化学物質過敏症という言葉からは、人工物だけが有害というように捕らえられがちですが、決してそうではなく、天然だから安全ということはありません。
天然物質でも人体に有害な物(毒性がある)は沢山あるのですから…。
それら様々な有害物質から逃れるためのサポート施設、治療の現場をご覧になると、大袈裟に見えるかも知れません。
でも、それは確かに気のせいではなく、そこには日々苦しんでいらっしゃる方がおられる訳ですし、移転など住環境を止むを得ず変える事が出来ずに、近隣の方々が使う日用品など(例えば、洗剤や芳香剤、ガス給湯器、石油ストーブ、タバコ…などなど)に苦しみながらも、なんとか毎日を送っていらっしゃる方も多いようです。
化学物質過敏症という言葉は、患者の側が過敏であることが問題であるかのようなイメージを抱きますが、そうではないのです。
それで、
化学傷害という言葉を使う方もいらっしゃいます。
http://homepage3.nifty.com/ci/
まだまだその存在が知られていない化学傷害(化学物質過敏症)。
しかし、罹ってからでは遅いのです。
このような病が、花粉症のように広がらないことを願うばかり。
多くの方に知って頂きたく、是非この番組をご覧頂ければと思います。
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化学物質過敏症支援センター
http://www.cssc.jp/index.html
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化学傷害警報
http://homepage3.nifty.com/ci/index.htm

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