「暮らしの中の」とか言いながらバレエクラスでの出来事です。
まだアメリカに来て日が浅い頃、娘をバレエ教室に連れて行きました。当時彼女は5年生。当然英語なんて
全く習っていません。
私は子どもたちが小さい頃から、彼らを連れて年に1度くらい、それも1ヶ月ずつくらいオーストラリアへ通っていたので、周りからは「子どもたちは当然英語がわかるのだろう」と思われていたようですが、何度もしつこくここで主張している通り、
世の中そんなに甘くない。
当時彼らが話せた英語と言えば、「hello」と「yes/no」と、もう一つ
「Can I have this?」(これ、もらってもいい?)(爆)
これだけでした。本当にこれだけ。(いや、息子に関しては
「It's mine!」なんてのもあったような気が(爆))旅行で通算何ヶ月海外で過ごそうが、一人でデイケアにぶちこもうが、こんなもんでした。
そんな彼らがいきなりアメリカの小学校に放り込まれてどうやって英語を習得してきたか?その話を書くにはまだ時間がかかりそうです。
それはさておき、電話帳で調べまくって見つけたバレエスクールにて。オーディション(名前は大げさだけど、単にクラス分けの為にちょっと実力を見るテスト)を受け、その日からクラスに入りましたが、オーディションの様子を見ると全然わかっていない様子だったので、自分も全然話せないくせに一緒にクラスへ入れてくれるように頼み込みました。今考えると娘以上に私の方がナーバスになっていたのかもしれません。
ともあれ、クラスに入れてもらい、レッスンが進んでいきました。脚を後ろに上げ、そのまま止まるポーズ、娘は何を言われているかわからずに脚をすぐに下ろしてしまいます。
「ああ〜わかってない!わかってないよ〜、ウチの娘!ああ、どうしよう!」
(←たかがクラスです。しかも初日(^◇^;))
そこで私は叫んだ。
「そのまま止まってるのよ」という意味で、あろうことか
「ストップストップ!」(きゃ〜、なんて恥ずかしい)
何が起きたと思います?
次の瞬間、クラス中の子どもたちはびっくりして、一斉に踊るのを止め、こちらに注目!
ああ、いたたまれない。
まさに
赤っ恥
つい日本語のニュアンスを引きずって(「そのままストップ!」とか言いません?)というか、日本語のつもりで言ってしまったんですが、言うまでもなく、英語で「stop」は「やめろ」という意味ですよね。私は「そのまま動かないで」というつもりで「ストップ」などと口走ってしまったのですよ。生徒達もさぞかし驚いたことでしょう。知らないアジア人が教室に入り込んでいると思ったら突然「踊るのをやめろ!」なんて叫んだんですからね。
(穴があったら入りたかったですよ、ホントに。)
ご存じとは思いますが、この場合正しくは
「Keep!」もしくは
「Stay!」です。脚を上げ
続けなさい、
そのままよ。ということですね。
これを読んで、私のような
恥をかいてしまう人が一人でも減れば、と
敢えて恥を晒してみました。
(しかし、こんな恥ずかしい間違いをするヤツは他にいないだろうな(涙)…ってか、叫ぶなよってトコでしょうか)
しかし、こんなのばっかりネタにしてると私が本当に
英語できないみたいですね。実際は…
もっとできなかったりするんですけどね。

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