一昨日、車の中から見た
朝日がそれはそれは綺麗で、是非ブログのネタにしよう、と思ったのにそんなときに限ってカメラを持ってませんでした。残念。
ところで朝日が昇るような時間に運転?どこへ??
これが子どもたちの学校なんです。
(先生にチェロを調整してもらうために預けてきました。大きな楽器はバスに乗せてもらえないのです) 普段子どもたちは夜明け前の真っ暗な中、星空を見上げながら零下5℃の世界でスクールバスを待つのです。
アメリカ人は朝が早いからね!
これは半分正解、半分不正解。
確かにアメリカ人の朝は早い。スポーツジムは5時には開くのが普通で、会社へ行く前にジムで一汗流してスッキリなんて人も多いのです。あるいは朝4時に起きて5時から会社に出かけていって3時前には帰宅、そしてゆっくり庭の手入れをする人とか。こんな国だからサマータイムが機能するわけです。
で、残りの半分、不正解なのは、「朝が早い」から真っ暗なのではなく、ここが「時間帯の中心」からずれているせいであります。つまり、このあたりでは今、朝7時くらいにようやく夜が明け、木々のてっぺんに
朝日が顔を出すのは7時半頃なのです。これでもずいぶん日が長くなりました。冬至の頃は夜明けが8時近くになります。
来た頃はこれに慣れなくて慣れなくて。アパートに住んでいたので、スクールバスのバス停も家から距離があったのですが、真っ暗な中を出かけていく子どもたちが不憫でした。ようやく春が来て、明るい中を出かけていけるようになると、あっという間にサマータイムで1時間時間が進んでしまうので、またもや夜明け前の通学に逆戻り。今ではもう
何とも思いませんが。(←ひどい親)
おかげで私のような朝に弱い軟弱者が朝日を楽しめるんだから万々歳です。日本では、夏の朝私が目覚めるともう「真っ昼間」だったものですが、こちらでは真夏でも8時に起きれば早朝気分が味わえます。サマータイムバンザイ!
と言いつつ…でもやっぱりサマータイムはうちのあたりには必要ない気もします。今だって十分サマータイム状態ですから。昨日、午後6時はまだ「夕方」でした。ようやく真っ暗になったのは7時頃。慣れてしまえば生活に支障はない、とは言え、小学生が「正午とは太陽が南中する時間です」なんて習っても全然説得力がありません。困ったもんです。
それはともかく、昨日は夜のうちにうっすらと積もった雪がほどよく世界を覆って、それはそれは美しい風景でした。もちろん写真を撮ったのですが…
私が見た美しい世界とは似ても似つかぬ、ぼんやりとした暗い世界がそこにありました。
なんでだよーっ!風景の撮影って難しいですねー。
結論:いくら風景が美しかろうとも結局棒しか見えてない。
知ってたけどね〜

何日か前、オットが撮って自慢した朝焼け。
〜自宅庭から〜
→海外旅行人気ブログはこちらから!

1