シェルターボランティア便り(いつから!?)です。
先日のSnow Dayの翌土曜日、こんな日にはきっとボランティアに行く人も少なかろう、犬が雪を見ながら遊びができないのでは切なかろう、と怖ろしく厳重な耐寒準備をして
かなりイヤイヤシェルターへ行って来ました。
1番乗りの10時ピッタリに到着。まず犬たちの様子を見に行くとみんな雪の日の最初の「お散歩人」(何故か犬たちにはただの見学者とボランティアの散歩人の区別がつく)の登場に大騒ぎ。ここの犬たち、どういうワケかみんなおっそろしく跳ぶんですよ。大型犬までケージの中で自分の体高を軽く超えるジャンプをします。環境に影響されてるんでしょうね。
みんな自分を選んで欲しくて必死のアピール。その中で、やっぱり気になるのは先週と同じく
バーナム君!いたー!
まだもらわれてなかったのね…あれ?バーナムのケージに「ベイリー」(兄弟犬)の名札がついてる。名札が入れ替わっちゃってるのかな?あれあれ?ベイリー…いないじゃない!どうなってるの??
慌ててスタッフを見つけ、「バーナムのケージにベイリーって書いてあってベイリーはいないんですけど…」というと…
「あら、あれはベイリーよ」
…そんなはずないです。だって私たち先週バーナムの担当したんだもの。ベイリーはもっと鼻が黒くてやんちゃな顔していたし、あの首の後ろのちょっと白いところとか間違いようがありません。あれ、バーナムです!
「バーナムはもうアダプトされて行ったの。もしかしたらどこかで
名前が入れ替わっちゃったかもしれないけど、今残ってる方がベイリーよ。
とにかく。」
orn…
ここのシステムは完璧にオーガナイズされている、素晴らしい!と書いたのは先週なんですが、当然予測されるべきことにやっぱり
ここもアメリカだったのです。
ま、こんなもんよね。気を取り直して、今日もお散歩に行こうか、
バ・・・…じゃなかったベイリー君!こんなんじゃ犬たちに自分の名前を覚えろっていう方が酷じゃないのか(^^;)
ともあれ、バーナム改めベイリー君を今日も外へ連れ出すことに。もちろん全部の犬の記録をチェックしましたが、どの子もちゃんと平均して一日1回以上は連れ出されているようでした。本当にココの子たちはラッキー。バーナムやベイリーも隣の州のキル・シェルターから送られてきた子たち。運が悪ければ2週間前に命を絶たれていたはずなのです。せっかく拾い直した命、大切にできるようにちゃんと訓練を受けて良い犬になろうね!>ベイリー君

バーナム改めベイリーでやんす。
バーナムベイリーのケージに入り込み、悪戦苦闘して首輪を付け、お座りの練習をさせるわけだけど、もう回りの犬たちの大騒ぎでコマンドなんて聞こえやしない。とてもここで訓練するのは無理そうです。早々に雪の積もる外へ出発。

当初はスムースに進むかと思われたが…

「そっち、イヤだもん!」

でも初めてのフリスビー(しかもおやつが乗ってる!)に興味津々でついてくるようになりました。さすが、うまい!>フー
ドッグ・ランに到着

最初はボールにも興味なかったけど。

慣れたらだんだん追いかけて走るようになりました。
人間も犬も寒さで固まってきたところで建物に戻り、個室を使ってしばらく
遊んでもらい…コホン、遊ばせました。建物の中にはボランティア用のミーティングルームとか、お風呂の部屋とか、フードがストックしてある部屋とか医療の部屋とかがあるのですが、空いていればボランティアはそのどこにでも犬を連れて入って中で遊んで良いのです。(たぶんネコも)
トラブルを防ぐため、他の犬がいる所へは入っていけないことになっていますが、人間との親密な時間を経験するのは大切なこと。一緒にソファに寝たり、落ち着いた部屋で訓練をしたり。一通り遊んでからバーナム…じゃなかったベイリーをケージに戻し、一旦レポートを書くためにボランティアルームへ戻りました。
続く…かな。
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どらどら

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