ああ、更新が一日空いちゃった。
昨日は朝から犬ボランティアのオリエンテーションに行って、午後はバレエのパフォーマンスのお手伝い、そして一昨日の夜いきなり思い立った大模様替えの後かたづけで忙しくしてました。
まずは犬ボランティアから。
全体のオリエンテーションを受けてから犬専門のオリエンテーションまで結局1ヶ月も間が空いてしまい、その間は
お隣のビビのところに降って湧いたレスキューお助け隊やら別のシェルターへのネコ預け入れなどちらほらとやっていたわけですが、おかげさまでホーマーとクレアランスは無事、新しい里親さんのモトへ、近所で保護された迷いネコも無事にNo Killシェルターへ、それぞれ
旅立って行きました。応援ありがとうございました。
先週、犬ボランティアの研修係さんからの電話があって、いよいよ犬ボランティア始動。
土曜日の朝、15マイルちょっと離れたシェルターへ到着。ここは民間のNo Killシェルターで、まだ私には表面的なことしかわかっていないのですが、かなりの規模で、素晴らしくオーガナイズされ、非常に運営がうまく行っているように見えます。
その日も今月の全体オリエンテーションが行われ、また数十人の新規ボランティアさんたちが研修を受けていました。オリエンテーション後は、各自好きな時間に来て働き、12時間経つと正式なメンバーとして登録されます。私たちように犬に特化したボランティアの場合はさらに進んだ研修を受けてからの開始となります。猫もかわいいのだけど、私よりも猫好きのフーがネコアレルギーでは仕方ので、犬専門ボランティアにサインアップ。
入り口で名前と到着時間、目的を記入したらシールの名札に名前を書いて服にペタン。これでケネル(犬舎)の中にも入れます。見学者はケネルをガラス越しに見ますが、ボランティアはそこからケネルの中へ。ケネルはA、Bの二カ所に分かれ、それぞれ十数個のケージ(個室)に分かれています。まずはケージへの入り方説明から。
ケージの壁にはそれぞれフリップドアが付いて自由に外へも出られるようになっています。そのフリップドアの閉め方、入り口の開け方、その時犬が興奮しすぎて飛び跳ねていたら落ち着くまでは入り口を開けないこと。これは大切な躾で、お行儀よくしつけておかないと里親が見つからないばかりか、せっかくアダプトされていっても里親から返される理由にもなってしまうのです。犬の世話や散歩、社会化のお手伝いはもちろん、躾もボランティアの役目になります。
一度その日の犬の状態をざっと見た後、ボランティアの準備室に行き、その週の犬たちの散歩状況をチェック。頻繁に散歩に連れ出されている子もいればまだ一度も外に出してもらっていない子もいます。どの子を連れ出すかはボランティアの選択にまかされ、その判断の助けに、各犬の状況を書いた紙がズラッと張り出されています。この子は来たばかりでまだ落ち着いていないから今までお散歩は禁止だったけれど今日からOKとか、この子は子どもが苦手なので、子連れのボランティアさんには向かないとか、この子は今トレーニング中なので散歩中も「おすわり」のコマンドを徹底して教え込むこととか。この細かい配慮には恐れ入りました。すばらしいです。ある意味では家庭の犬よりもよく面倒を見てもらっているかもしれません。
そして。犬ごとのリーシュ(引き綱)カラー(首輪)の選び方、使い方。首輪は主にマーティゲールと呼ばれる、引くと締まるタイプが使われています。人間を引っ張ったりせず、お行儀良く一緒に歩く訓練のために必要なのです。フンの始末は普通のスーパー袋で。それからその部屋には、訓練のご褒美用おやつもちゃんと準備されているのでひとつかみをポケットに入れていざケネルへ。
今日は、一週間前に隣の州のキル・シェルターから来たシェルティミックス、バーナム君のお世話をすることになりました。兄弟のベイリーと一緒にここへ送られてきたバーナム。まだまだ慣れていません。
残念ながら犬の扱い方は私よりも
フーの方が数段上手なのですが、ここの規則で18歳未満の子どもはお手伝いはできても責任を持って世話をすることはできません。インストラクターとフーと二人の目を背中に受けながら、この
不器用な私がロックを開け、なんとかバーナム君の興奮をなだめ、カラーを付けてケージから連れ出すわけですが、これがもう一騒動。冷や汗をかきまくりでした。
今までクッキー、
真黒郎、Hope、
マミー、ベイビーと犬の躾を手伝ってきたつもりだったけど、彼らは何故か最初からすごーく躾がしやすかったのだ!と今さら気付いたりして。ベイビーなんて一度も教えなかったのに、他の子たちを座らせて足を拭いていたら自分も一緒に座って見上げていたし、なんてお利口だったんでしょう!
転がる爆弾だの
ヨーダだの、さんざんけなして悪かったよ、ゴメン>ベイビー
とにかく、バーナム君は、第一歩である「まず落ち着かせること」ができない!ケージの向こうで大興奮、グルグル回って飛び上がって大変です。落ち着くまで「そんなことしてもダメなんだよ」とわからせるために背中を向けるのですが、どうも、フー曰く振り向くタイミングが悪いらしくうまくいきません。まあ初めてだからほどほどに、ということで無理矢理ケージへ滑り込み、カラーを付ける、ここまではヨシ。一旦アイコンタクトして座らせて……て……て……ダメじゃん!orn
つい右手でおやつをちらつかせ、左手でお尻を上から押して座らせようとしたら、先生から「そうすると犬が怯えてしまうからおやつの方向をうまくコントロールして座らせて」と言われます。ひえぇ〜、できないよー。隣でフーがあきれ顔。「ママ、下手すぎ」ひ、ひどい、ひどすぎます。
なんとか一度座らせて、いざ
氷点下の散歩に出発!
時間切れにつき、続きまーす。
オマケ画像 「地面は氷で覆われる」

昨夜から、降った雨がそのまま地表で凍るBlack Iceという怖い気象状況になってます。クッキーも後ろ足がスケート状態になってアワアワ中。
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