真夜中の救急動物病院へ行って来ました。
夕食後からHopeの様子がなんだかおかしくて、落ち着きがなく、細かく震えていました。普段は夜になると一カ所にどっかり座って押しても引いても動かないHopeなのに、どこに座っても2,3分すると立ち上がってウロウロしてしまう。
家族も落ち着かないまま、おろおろしていました。獣医の知人に電話で相談して、熱の計り方を教えてもらい(直腸で計ります!(>_<))水銀体温計を一本犬用に下ろして計ってみたりしたのですが、特に高くも低くもなく、39℃(犬ではこのあたりが平熱だそうです)。そうこうしているうちに、検温のショックでか震えも止まり、ひとまず朝まで様子を見ようと思ったのです。
ところが夜11時を過ぎた頃、ソファの上から立ち上がろうとしたHope、立てずにもがき始めました。顔は引きつり、前足はバタバタと暴れ、歯茎の色も後退、瞳孔まで開き気味になっていました。
3人がかりで抱き上げて床に下ろしても立てない。バタバタして両足が開いてしまう。
大あわてで24時間ケアセンターに電話して「今から連れて行く」と言いました。幸い15分とかからないところにあるのです。ここには優秀なスタッフや機材が揃っていていざとなったらここに連れてくれば間違いはまずありません。玉に瑕なのはそのお値段…(T_T)
ともあれ、センターに着くと、Hopeったらなんと、自分で車から降りてすたすた歩くじゃないですか!あれー?でも細かいふるえは続いていました。
どうみても急患じゃないHopeだったので、受付をしてから個室で待たされて実際にドクターが現れるまでに1時間ほど待たされ、その間に震えまで綺麗におさまっていました。
時間があったので、Hopeの今までの簡単な生育歴、医療歴を書き出し、ドクターに見せました。ドクターは若い女性でしたが、犬の扱いも超上手、コリーの特殊性のこともパピーミルのこともよくご存じでした。Hopeの年齢は6歳よりは上だろう、たぶん7歳から9歳くらい。内臓のコンディションは悪くない。後ろ足を少し引きずって歩くけれど、若いときにパピーミルで子犬の量産をさせられていた犬にはよく見られること。歯もずいぶん失っているけれど、現在の状態は悪くない。耳も綺麗によく手入れされています、とよく説明してくれました。
こういうドクターを探していたのです。彼女にずっと見てもらえたら…と思ったのですが、ここでしか働いていないとのこと。家庭医ではないのですね、残念です。
診察の結果は異常なしでした。もしかしたら、立ち上がろうとしたときに後ろ足がソファの隙間に挟まれて、それでパニックになってもがいたのかもしれません。そこで人間たちがパニックになったのでHopeはますます慌ててしまって床に降りても立てなかった…今となってはそんなことなのかもしれないと思います。
でも震えがあったのは確かだし、普段と違う動きをしていたのも事実なので、とりあえず今までは時折しか飲ませていなかったRimadyl(非ステロイド系消炎剤)を毎日飲ませて様子を見ることになりました。副作用は気を付けないといけないのですが、当面、痛みを取ってみて、どうなるのか見てみる方針です。私たちもそれに同意しました。
帰宅すると真夜中2時近く。心配のあまり起きていたらしいブーと、目を真っ赤にしてソファで寝ていたフーもひとまず安心。Hopeと言えば「あーあ、つかれちゃったわー」とばかりにコタツで丸くなってさっさと寝てしまいました。
みんなわたしにおおさわぎだったわー、なんでもないのにー
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