昨日は冷蔵庫ガレージ入り事件で疲れ果てた挙げ句に偏頭痛が起こり超早寝してしまいました。おかげで今日は忙しくて大変。とうとうピアノが30分しか練習できずじまい…とほほほほほ。
冷蔵庫問題は単なる連絡ミスの結果であって、配達員さんもプラマーさんもみんなちゃんとやってはくれたのですよ。…となるとやっぱり私のせいかなぁ。はあ。
さて、前回
アカデミックな話題が好評だったようなので(?)引き続き宿題ネタです。
フレッシュマン(高校1年生=9年生)の物理の宿題。
これはプロジェクトと呼ばれる解答のないタイプの課題。普通の宿題よりも期限が長く、独創性や考える道筋、発表などが評価される大がかりなものです。
課題は「車」を作ること。
使える材料:
・ハンガー2つ
・段ボール
・輪ゴム
・テープ
・糊
・その他 1種類
条件は「ゴムの力で動くこと」
以上です。
1人でやっても、3人までのグループで取り組んでも可。ブーは日系のMちゃんと組み、この週末を返上でがんばっていました。
モチロン、周りの大人に協力を頼んでも
超おっけー!なのは
以前プロジェクトの紹介をしたときにも書いた通りです。
しかーし!
物理と図画工作なんて組み合わせは私にとっては鬼門も鬼門、未だに竹とんぼがどうして飛ぶのかも理解できない大人には訊いてもムダと重々承知している娘、迷うことなくオットを頼ります。
なんたってオットは高専出身だもんね。高専と言えばロボット選手権!こういうのは得意中の得意でしょう?…え?オレがいた頃はそんなのやらなかった?そんなの関係ありません。私の世代の日本人はきっとみんな「高専と言えばロボット選手権」と思ってますって。
否応なしに巻き込まれたオット、「しょーがないなー」といろいろアイディアを出します。私は横で聞いていて「はー」とか「ほー」とか「へー」とか意味のない音を出す係。
使えねー( ̄▽ ̄;)
大体うちのオットはこういうのこそプロ中のプロなんじゃないのか!
得意の3次元CADでも使ってシミュレートしてやれば?と言ってみたんですが却下されました。こういうときこそ「お父さんってすごい!」って尊敬されるチャンスなのにねえ。でも、いくら完璧なシミュレーションができてもそれを実行できなければ無意味だって。そんなもんですか。
じゃ、実行できるならやってあげるんですかね?
ともあれ「ゴムでプロペラを動かして風を作る」と方針が決まると、あれやこれや考えて枠を作り、ハンガーの針金を軸にゴムを巻き付けたり、タイヤにも摩擦を高くするためにゴムを巻き付けたり。
途中経過

ペンギンちゃんは乗務員?
「こんなのが物理の勉強になるんですか?」と思ったんですが、意外や意外、ダンボールの方向による強度だとか、風を起こすためのプロペラの角度とか、いろいろ学ぶことは多かったようです。生きた勉強になるのかな。
結局、ダンボールのプロペラでは風を起こすまでに至らず、途中で方針を変更してゴムの戻る力で車を進めることになったようです。Mちゃんのところも我が家もお父さんが巻き込まれて大騒ぎ…
なんとか完成した作品はこれ
裏から見た図
コロコロとよく進みます。発表会では2メートルほど走って無事合格したそうです。ちなみに最優秀の作品は10メートル以上進んだとか。見に行きたかったなあ。
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