お待たせしました。家庭でできる自家製ベーコンの作り方。
その昔、長野県小諸のユースホステルでヘルパーとして
邪魔をして働いていた頃に覚えたものです。
ちゅるちゅるの梅ジャム、自家製ヨーグルト、ミシンの使い方から機織り(!)まで、本当にいろいろ教わりました。でも一番感謝しているのは
仕事をする、働くということの意味を勉強させてもらったことかな!
小諸ユースホステルの公式サイトはこちら、そしてユースホステルの紹介ページはこちらです…まさか小諸YHにwebサイトがあるとは思わなかった。時代は変わったのね〜びっくり…may,5,2007 追記
さてさて、今までかろうじて手に入るバラ肉は遠く離れた
世界の食材店で売っている、半分以上が脂肪分、更に
皮付き、毛付き、チクビ付き!それでも角煮が食べたいから時々は買ってましたが。
ところが先日、

韓国系グローサリーで発見!理想的に赤身と脂肪が層になったバラ肉1kg。皮付きなのでまず皮を取り除かなくてはならないのがちょっと大変だけど。
香味野菜その1

自家製ニンジンなら葉っぱごと使えます

今回使ったその他の香味野菜:パセリ、ローズマリー(以上自家製)、タマネギ、ショウガ、ニンニク

まず、肉の重さの7%の塩と、その半分の量の砂糖を合わせてよくすーり込み、胡椒をかけます。
なーんちゃって、実はロクに計っちゃいません( ̄▽ ̄;)←でも基本ですからっ!

細かく切った香味野菜を容器に敷き込み

味付けした肉をぴったりと入れたら

香味野菜で覆い尽くします。びゅーりほー!
(2008年夏追記:大きくて丈夫なジプロックで漬けると味が染み込みやすいみたいです。)
ジプロックなら空気を抜いてそのまま、容器やバットならラップして少し重しを乗せておきます。夏場なら4日、冬は1週間ほど冷蔵庫で漬け込んで…

水でよく洗って
30分間2時間塩抜き。
(2008年夏追記:塩抜き30分では不十分ですが、2時間もするとちょうどいいみたいです。今までずーっと塩辛いベーコンを食べてました。)
その間に外のバーベキューコンロの準備を。

アルミフォイルを台に敷いておきます。
さて、薫製には普通ヒッコリーとかチェリーとかのウッドチップを使うのですが、我が家では小諸ユースホステル直伝のこの方法。
お茶の葉っぱ
使うお茶はほうじ茶、番茶など何でもかまいませんが、今回は買ってはみたもののなんだかアジ○モトみたいな味が気になって飲めなかった緑茶を使いました。

フォイルを敷いた台の上に緑茶を敷き詰め、つや出しのために砂糖でカバーします。

セット完了!

肉載せ完了!
・・・
蓋をして燻すこと約1時間半
・・・
日本ではこの作業は中華鍋でやっていました。
アルミフォイルを敷き、お茶と砂糖を入れたら網を敷き、肉を載せて、ファイルをかぶせたフタで密閉して燻しました。煙が出るまでは強火(約5分)その後は弱火です。

金串を刺してみてスーッと通り、澄んだ肉汁が出てくればできあがり。1時間教といったところです。

冷めてから普通のベーコンのように薄切りにして焼いても美味しいですが、なんと言ってもできたてのアツアツ。まだ脂がジュージュー音を立てている頃が最高。少しずついろいろな香味野菜の味や香りが肉と混じり合い、溶け合って何とも言えない複雑な味です。
聞くところによれば工場で作るベーコンは、外側から何日もかけて味を染み込ませるのではなく、注射器のようなものでフレーバーを注入する、とか。市販のベーコン、あれはあれで美味しいですが別物という感じがします。
是非とも
お試しあれ〜(((≧∇≦)))
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