今日はマミーの避妊手術の予約がありました。
1月の末に、生まれたてのベイビーと一緒にシェルターに保護され、翌日には殺されるところで九死に一生を得たマミーとベイビー。ベイビーは既に里親にもらわれ、今我が家にいるマミーですが、今後、里親を探すためには避妊手術が条件になります。
マミーの推定年齢は、まだ3歳くらいとのこと。これから長く幸せな人生を過ごすために、必要なことと割り切るしかありません。勝手に避妊手術を受けさせ、痛い思いをさせるのも人間のエゴなら、そのままにしておいて次々生まれる子犬を殺していくことになるのも人間のエゴ。
どちらにしても悲しいことですが、望まれずに生まれて殺されていく命を持つよりはマミーが幸せに暮らせることが大切と私は考えます。
アメリカでは家庭犬の場合は通常、避妊・去勢手術がされているようです。それでも「アクシデント」で生まれてしまい、断たれる命は年間何万もあるのですが。
パピーミルで用済みになり、捨てられてシェルターから来たHopeはもちろん避妊手術を受けています。真黒郎もうちにいる間に受けました。クッキーは子犬の時に。
これでマミーは次のアダプション(人の集まる場所で里親を見つけるためのイベント)に参加することができます。
予約は朝の7時半。我が家から60kmくらい離れた町に、マミーの所属するアダプショングループの指定動物病院があります。よりによってこんな嵐の日。サマータイムのせいでまだ真っ暗な朝6時半に家を出ました。
昨夜の食事を最後に今朝は食事抜きのマミー。車に乗るのを少し嫌がりましたが、私に絶対的な信頼を寄せているので「get in」と言うと自分から乗り込みました。
激しい雷鳴と叩き付ける雨で視界の悪い中、不安だったろうに泣きもせずに(普段はよく泣くんです、これが)おとなしく乗っていてくれました。
病院に着くと、今までは抵抗したものですが今回は諦めたようで、何度か私に飛び上がったあとはすんなりと連れられて行きました。お昼頃に電話で様子を知らせてくれるそうです。問題がなければ今日中に連れて帰れるとのこと。
あとは待つだけです。どうか無事に済みますように。
マミーのいない家の中、妙に静かです。
ランキングにポチッと協力、お願いします!→どらどら♪

0