一番好きな映画を一つ挙げるとしたら断然これ。
The Shawshank Redemption
(ショーシャンクの空に) (Tim Robbins, Morgan Freeman)
虐待され、コリーレスキューに保護されていたHopeがうちの子になったのもこの映画がきっかけだったのは以前書いたとおりですが、とにかくこれは現代の名作だと私は思っています。非常に有名な映画ですから、ご存じない方の方が少ないでしょう。
ストーリーやその味わいはとにかく観てください。と言うしかないです。googleのリンクも貼っておきましたのでどうぞ。
ああ、どうかこの続きを読む前にごらんください…と言っても無理だろうな。
それはさておき。
この映画を巡っては忘れられない思い出がある。
一言で言えば
結婚生活の危機。
それは昔々。まだ日本にいた頃、
KYO様とそのお連れ合いとその息子のタカヒロが我が家に来てくださって、茨城の社宅で夕食を楽しんだ後の出来事だったと思う。
(KYO様は超人気ブログブリスベン暮らし (略して ”ブリぐら”)の管理人です。)
何のきっかけか映画の話になった。私は断然この「ショーシャンクの空に」を薦めた。映画を観ることにそれほどの情熱を示さないちゅりんが夫妻ではあるが、一応話の流れで聞いてくださる。
「どんな内容なの?」
と礼儀正しく問いかけてくれた
店員代理氏またの名ドクターK(←写真)に、ウチの愚オットはあろうことか…
(以下強烈なネタばれ(?)を含みます。…ていうかそのものです。なのでこの映画の一番感動的なところを変な表現で読んでもかまわない方は反転してごらんください。未見の方はできればここから先は読まずに、すぐレンタルビデオ屋さんへGO!)
そう。オットはあろうことか、
「いや〜、いわゆる脱獄モノなんだけどね」
と一言。
信じられますか?みなさん。
コレは本当にホント、実際にうちのオットが言ったコトバなんです。
・・・
間違ってる。 根本的に目の付け所自体が大間違いです。
その上、
観たことない人にいきなりそういう結末を話すか?
キミがアンディ・デュフレーンの生き方から学んだのはソレか?
キミはDr.Kが本来この映画から受けるはずだったカタルシスを奪ったんだよ?
…と疑問がいっぱい。
そして
私はこんなヤツと何年も結婚生活を送って来たのか。と愕然。
こんなに価値観が違う人とこれから一緒に生きていって
いいんだろうか。
…とまあ、
ひとしきり罵ってとりあえず気が済みましたが。
でも
未だにケンカすると思い出します。
しかし、さすがの店員代理氏。その「最低な紹介」を受けた後そのまま我が家で「ショーシャンク」のビデオを見始めたのである。
彼には何かしらウチのオットと通じるところがあるらしい。二人の会話は時々私やKYO様には理解不能なことがある。
そして映画を見終わった時、彼はやっぱり
常人にはちょっと計り知れないポイントで感動し、アマゾンに書評など(ネタばれ)書いていたのでした。なるほど。Dr.Kあなどりがたし。(当時はまだドクターじゃなかったかも)
ほんとに彼らには
びっくりさせられました。
まあ、今となってはもうすっかり
慣れましたけどね。ええ、どうやらもともとうちのオットなんて
こういう人だったらしいんですね。ははは。
とにかく私にとってはそんなこんなで怖ろしく印象深い映画です。
おすすめ。
ランキング今日は何位かなぁ?どらどら♪

0