ウチのヤツが「とうさん、『ホップ』の花が咲いたよ。見てみる?」って言うもんだから「どれどれ」って感じで裏庭に出てみた。春先に彼女が苗を買って来て植えたものらしいんだが、なるほど小さな花が咲いている。でも、これって「花」なのか?花の様でもあり、実の様でもあるよなぁ〜...何か、得体の知れないモノ。彼女も、この正体はホントは一体何なのか、良く解らないらしい。
とりあえず基礎知識として「ホップ」ってのは、ビールの原料に欠かせないものらしい事くらいは知っていた。でも、こんな風に「ツタがグングン伸びて、その中間にポチポチ花が咲く」という植物だった...な〜んてのは、知らんかったなぁ。
これは全くの偶然なんだけど、私が愛読している漫画
「もやしもん」(07/7/1)なんだが、先日第8巻を買って読んだんだよ。そしたらそれが、実は「地ビール」が中心の話になっていてね。ビール造りの過程における「ホップ」の役割について、勉強させてもらいました。それによるとですな「(ビールは)ホップと出会う事で、華やかな香りと心地よい苦味、泡持ちの良さと澄んだ色、酸化・腐敗防止という多くのメリットを得た」そうで・・・スゴいぞホップ!偉いぞホップ!
いやぁ〜こんな素晴しい植物が庭先に植えられていたなんて...毎日のようにお世話になっているビールですもの、こりゃ足を向けて寝れませんなぁ〜
それに「ホップからの抽出物が、インフルエンザ予防に効果がある」という研究結果もあるみたいだよ。ただし「だからといって、ビールを飲んだらインフルエンザに罹らないというワケではない」とも書いてありましたが。ま、いずれにせよ色んな意味で見直しましたよ「ホップ」...こうなりゃ裏庭のラティス一面にツタを這わせて、ごっそり収穫して近所の「小樽ビール」の工場に卸そうかな。
「もやしもん」も、実に侮れない漫画ですわ。
「インフルエンザ」と言えば、必ず思い出す事があるんだが...長編になるので、また今度(って...最近のエンディングは、こればっかだな)