昨年末の天気予報を見たら「おいおい、大丈夫か」と思ったんだけど、意外に穏やかな正月となりましたね。道路に地面が露出している正月なんて、久しぶりというか、今まであったっけ?絶好のピアノ日和、映画日和、インターネット日和が続いて...って、あんまり天候にゃ関係ないか。
今年の年末年始は休みも多くて、久しぶりにのんびりさせてもらったんだけど、まぁ用事はいろいろありまして。でも、その隙を突いて2本ばかり映画を観ましたよ。一つは「地球が静止する日」...これは娘と観に行って、ちょっと期待してたんだけど、あまり面白くなかった。もうちょっとド派手にドンパチやってくれるとか、手に汗握る場面の連続とか期待してたんだけどなぁ。インプレッションは、機会があったら後日書く事にして...
もう一つは「ウォーリー」...年末にウチのヤツと二人で観た。夫婦二人で映画を観るなんざ、久しぶりだな。ウチのヤツはワーナーマイカル小樽で職場の社員証を提示すると、いついかなる時でも1,000円で映画を観れるんだそうだ...う、うらやましいぞ、かなり!しかし、私自身も昨年夫婦50割引の資格を得たから、私と夏海で行った時にも二人で2,000円で観れるかも知らん...って、ちとムリがあるか。
で「ウォーリー観たいんだけどさ」って誘って来たのはウチのヤツなんだが、そりゃそうだ、黙っていたら自分で進んで観に行こうとは思わないジャンルの映画だからなぁ。ピクサーの映画って「トイ・ストーリー」以来だし、ディズニーの傘下に入ってからは初めてだな。何か最近、この手のCGアニメ映画ってやたらあるし、どれもこれもみんな似たような感じに映るから、あんまり期待してなかったんだけどね。ところがさ...
感動した!いやも〜スンバラスィ〜映画だったね。「目は口ほどにモノを言う」という諺があるけど、ロクに台詞のないロボットが主人公にもかかわらず、その表情・表現の豊かさには驚いたよ。いや、主人公は顔の部分とかに可動部があるからまだ良いけど、相方のヒロイン(?)は「目」だけだからね。んでまた、最後が泣けるんだわ、うんうん...(T^T)
最初は淡々とした進行なんだけど、全然目が離せないのね。うまいよな〜持って行き方が。で、地球上で「あるモノ」を発見した後は、とんとん拍子に話が進んで...っていうか、途中から「ひょっとしたらこれって...」「はは〜ん、こりゃこうなるぞ」「あ〜〜やっぱりね」みたいな部分もあることはあるね。ストーリー的には、今まで観たSF映画へのオマージュ的な要素が大きいと思うんだけど、でもやっぱり最後にウォーリーが再起動(起動音がMacと同じなんだよ)した後は...きっとこうなると解っていても...泣ける...ぐすん...ぐすん(T^T)...うわぁ〜〜ん
というわけで、どなたにもお勧めできる、素晴しい「ディズニークオリティー」の映画になっております。
劇場出た後に「いや〜感動したな〜やっぱピクサーってスゲ〜よな!」って興奮してウチのヤツに言ったら「そお?...」だって(笑)まぁでも、誰が何と言おうが関係なしで
☆☆☆☆☆☆☆☆☆★
日本じゃ作れないだろうな、こういう映画。映画製作に注ぎ込むカネが1〜2桁違うだろうから。