本家の掲示板(K-JIBANG!)を読んだ方はご存知かとは思うけど、この度私の生誕50周年を自分で勝手に記念して、その記念事業の第2弾のCDを作ってみたよ。タイトルは「Inheritance」(ちなみに
第1弾はこちら)
作業そのものは、第1弾の製作とほぼ平行して始めていたもので「かつて私が在籍してベースを弾いていたバンドのライブ音源集」といった内容...となれば、私を良く知っている方は、だいたいどんな内容になっているかは推測できるよね。
先月一応完成した段階で、たぶん懐かしがってくれるであろうと思う海外在住のKarube氏とCanada氏には、最優先で「輸出仕様版」を送った。んでこの度「国内仕様版」も量産して、ごく身内に配布しようかなと。もっとも、当初は輸出仕様と国内仕様で曲のラインナップを変えようかな...と思ったりもしてたんだが、結局全く同じモノになっちゃったけどね。
技術的な面で言えば、第1弾の素材は一応きちんと録音されたテープだから、イコライジングやダイナミックスを大胆に調整しても耐えられた。でも、今回の素材は「ライブ録音」だからね。少しでも聴き易くなるように工夫はしてみたんだが、最終的には「聴き易くなったのか聴きづらくなったのかわからん」感じになっちゃうことが解ったので、ほとんど何も手を加えなかった。
しかしねぇ〜選曲には悩んだよ。悩みに悩みぬいたね。春先から作業を始めて、どうして今までかかったかというと、ほとんどの時間を選曲に充てていたから。
選曲の基準は様々。ものスゴく思い入れのある曲や、な〜んまら気分が良かったライブ。今弾けと言われても技術と体力上ほとんど演奏不可能となった曲(笑)この上なく「あ〜バンドやってて良かったなぁ〜」と幸せと感謝でいっぱいだったライブや、苦い・楽しい・嬉し恥ずかしい思い出。後ろで弾いていて「やっぱスゲ〜よ、この人(あるいはこの人たち)」と感動した思い出。あまりに完成度が高いので「これ、俺がベースを弾いてるのか?」と今でも不思議な感じがする曲等々...だから「ベースが良く録れている事」が第1条件じゃないことは確かだよ。
いやしかし70数分にまとめるのって「エッラくユルくねぇ〜んだわな」も〜〜ボーナストラックなんぞが入り込む余地など全くない状態...って、ボーナストラックってのはウソだからね。いずれにせよ、絞りに絞ってぎっしり詰め込んだ14曲。誰か聴いてみたい人、います?...っていうか、身内には強制配布(笑)