日曜日はABOのライブがあって、私も数曲お手伝い。ご来場いただいたみなさん、ありがとうございます。ABOのお三方とKurata氏、お疲れさんでした。当日はお店といいお客さんといい、とても良い雰囲気で良かったよ。HOT&COOLの「浅草橋」ん時に「おや?」と思ったんだけど、何かこう...AYAも「ABO」でやり始めてからステージ度胸が据わって来たような気がしたな。実に良い事で、楽しかったね。40歳代最後のライブは、気心知れた仲間とお客さんのおかげで、楽しく勤めさせてもらいましたよ。
そう...何を隠そう、本日は私の50歳の誕生日。一番感謝したいのは「健康で過ごせた」ってことかな。大きな病気はしたことがない。いまだに身体にメスを入れた事が無いんだよ...って20歳くらいのころ、一度だけ「乳腺炎」で「乳首」にメスを入れたか(笑)ケガだって、小さい頃に滑り台から滑り降りずに飛び降りて、右手首を脱臼したくらい。一度も入院ってしたことがないしなぁ。「肩こり」って、どういう状態を「肩こり」と言うのか良く把握してないし。普通に喰えて、普通に飲めて、普通に歩けて楽器が弾けるって事がどれだけ素晴しい事なのか・・・これからも常に忘れずにいようと思ってる。普通ってね、本当にスゴい事なんだよ。
私は20歳で就職したんだが、当時の私の周りのごく普通の50歳代の人たちって、失礼を承知で言えば、そりゃ〜も〜とんでもないジジババばっかりだったな。そりゃそうだよ、リアルに「零戦の整備をした人」とかいたもんな。考えてみたら20歳の時って、私のおフクロは43歳だよ。どうりでこの前ケータイに電話かかって来た時に「お兄ちゃん(私の事)も50でしょ?私より先に死んじゃ駄目だよ」ってクギをさされるワケだ。当時のおフクロより今の私の方が、はるかに歳上なんだから。
時代背景こそ違え、私も若い人からは「そういう目」つまり「ジェネレーションギャップ」って言うの?そんな感じで見られてんだろうな。でも何にせよ、バンドやってるおかげで「見られている」ということに慣れてるし、そう意識するのは良い事だと思うよ。音楽にせよ仕事にせよ、良い意味でも悪い意味でも私を見て何かを感じ取ってくれる人がいるかも知れない...と思うだけで張り合いがあるしね。
普段の私を知っている人がどう思うかは別にして、私は「妥協や迎合は嫌いだけど、それを他人に押し付ける事はもっと嫌い」な主義だと自分では思ってるんだが(よく言うよ?)まぁ末永くこの調子でマイペースでやって行くさ。
ご覧のとおり、もちろん私にだってこういう時期があったんですよ。1歳の頃なんだけど、どうです?お目々パッチリでカワイイっしょ?(笑)
これから49年も経つと、人間どう豹変するか?...は、ライブにお運びいただくと一目瞭然。これからもよろしくです。