今夜は私の拠点バンド「HOT&COOL」が、本日開催の小樽市内の15会場で一斉に行われる同時多発ライブイベント「2011音座(おんざ)なまらいぶ小樽」へ参加。会場は「エンペラー」で、出番は20:00くらいから。
イベント自体は各会場14:00スタートで、夜まで入れ替わり立ち替わり色んなバンドやアーティストが出演する。何年か前は、当時私が掛け持っていたバンドが3つとも参加して、しかも会場がバラバラだったから、移動に苦労した記憶があるな。今年は「HOT&COOL」だけだし、これといって「おっ!これは聴いてみたい!」といったバンドも見当たらない。ましてこういうライブは「リハ」ができないから、集合時間までは家で過ごすつもり。
これまで色々なバンドに在籍して色々な会場でライブをやって来た。数えた事はないけど、たぶん150回くらいかな。でも何回ライブをやっても、今日この様な「リハなしで、本番前に家で普通に過ごす」っていう状況は苦手。「リハがない」事自体は平気なんだけど、つい余計な事を考えてしまう余裕がある事が好きじゃない。「どんなアンプが置いてあるのか?」「返しはマトモなのか?」「今回のお客さんのノリは?」「思惑通りに行くのか?」etc...
今朝は町内の廃品回収デーで、世帯主の義務として「空き缶」や「段ボール」や「古新聞・古雑誌」の始末をしたし、ライブさえなければ「普通の日曜日」だからね。これが、あと半日もすれば「この日常とは縁もゆかりもない」ライブ会場でベースを弾いている事になるワケで、このギャップが何とも・・・まぁ「アマチュアミュージシャン」全員が、多かれ少なかれこういう状況なんでしょうけどね。
もちろん本番が始まってしまえば、そういう杞憂は一気に吹き飛んでしまう。最初の曲の、ドラムのカウントが始まった瞬間に「別の世界」に逝っちゃうからね・・・そこに至るまでが、億劫っていうか何て言うか。ま、基本的に「早く本番始まってくれよ」という、「根が小心者」の現れという事か。