金曜5限目、クリニックという授業の一環として、な・ぜ・か、クラッシックコンサートがありました。その名も「ムート・コート・コンサート」……裁判所の法廷を模した法廷教室でのコンサートです。
演奏者は、
東京都交響楽団のプロの方々。コントラバス相葉武久さん、チェロ江口心一さん、ビオラ中山洋さんというメンバーでした。
オーケストラやピアノならコンサートホールで聴いたことがありますが、弦楽三重奏は初めてでした。しかも(表現おかしいかもしれないけど)ライブハウスみたいな近さで聴ける幸せ♪ 奏者の方々の息遣いまで感じられる距離なんです。
三重奏の曲もあり、二重奏の曲もあり、どれも本当に素晴らしかったです。
2種類または3種類の楽器しかないのに、とっても厚みがあるハーモニー。ボリュームペダルもないのに、強弱のきいた音……ローねこの文章では表現しきれないけれど、すご〜く素敵でした。
オーケストラでは各楽器の音色があまり分からなかったローねこですが、コントラバス・チェロ・ビオラの3種類だけで聴くと、各楽器の音色がそれぞれ響いてくるんですね。
チェロって、こんなにも華やかな音色だったんだなぁって、感動しました!もちろん、コントラバスの少しくぐもったような音も、ビオラの高くてハリのある旋律も素敵でした。
どの曲もよかったんですが、私が特に気に入った曲は、ベートーベン作曲「ビオラとチェロのための二重奏曲」かな。
さて、こんなに素敵な音楽を聴き、その後さぞかし勉強がはかどるかと思いきや、現実からふんわり浮いちゃったみたいです....。ちっとも気が入らず、早めに家に帰っちゃったんですけどネ、とほほ。
それにしても、コンサート、とっても満たされました!企画して下さった先生方、演奏者の皆さま、ありがとうございました

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