2003/12/2

祈り屋なのだから  


 
 祈ることが 最近少し 難しい

 1年前には簡単に開けた扉がなかなか開かない

 実を求められる世界で 私もそれに応える中で 何かが変わった

 《あなたのために 祈ります》
 
 という言葉に ほんとうに祈りを添えていた去年までの私

 今 少しうまく祈れない 

 変え難い現実 厳しく要求されるあるべき未来

 重く肩に乗せては 口をつぐんでしまう

 ただ祈っていた去年の私は ほんとうにただ祈っていた

 自分にできることは去年とそう変わらないのに祈れぬ自分が

 今 悲しい

 何ができるようになって どんなことを望まれるとしても

 変わらず何もできないときと同じように

 私はただ祈るということを

 心から自分に望むよ 自分よ

 私にできることの本質はきっと最後まで

 いのちの崖っぷちにいるひとをメスや薬で救うというより

 ただ隣にいて祈ることなのだから

 救急病院にいるからといって

 自分の使命がまわりの医師と違うからといって

 祈り屋の自分を忘れてはいけない

 何ができるって そばで祈ることだと 忘れてはいけない



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