佐久平の平尾山に作った
マーズアタックの小径に野鳥がいっぱい来ているって言うんで、さっそく見に行ってきました。
エサ台のヒマワリはほとんど無くなっていたので、一握りずつ入れてまわるとすぐに鳥たちがやってきました。
が、やっぱり野鳥たちは警戒心が強いのでなかなか近づけない。
一計を案じて、観察用の目隠しを作ることにしました。
材料は、間伐して野積みになったままだった小枝(いわゆる
エコスタックA(^_^;)です。
エサ台の列の向こうに黒っぽく見えるのがそれです。
観察用の目隠しの方からエサ台を眺めると、こんな感じ。
これだけ作るのに20分ぐらい。
立木の間を利用して、枯れ枝を立てかけているだけですからねぇ。
ここに身を寄せてジッと眺めていると、頭上の梢あたりでさっそく鳥たちの声が。
上からは丸見えなんですが、こんな風に遮蔽物があるだけで彼らは随分安心するみたいです。
さっそく、シジュウカラがやってきましたよ。
エサ台を固定している小枝を止まり木に利用しています。
木立に隠れて観察しているときには、エサ台に来てもヒマワリの種をくわえるとサッと離れて、少し離れた地面や小枝の上で食べていたんですが、目隠しの陰からだとこんな風にエサ台の縁で一心不乱に種をつついています。
今度はつがいでやってきました。
片方が見張って居る間に、もう一羽がついばんでいます。
おや、こんどはヤマガラのカップル。
何とも仲むつまじい。
ところで、エサ台の受け皿の周りに着けていたホオノキの葉っぱは、北風でちぎれてすっかりみすぼらしくなってしまっていましたが、この方が返って観察には好都合ですね。
取り付けたばかりの頃は藁縄の受け皿も黄色が鮮やかで森の中では悪目立ちしてしまうのを、ホオノキの枯葉が良い具合に隠してくれていました。
今はもう藁の色もだいぶ落ち着いてきているので、野鳥たちも気にしていないようです。
こんどはすぐ上のエリアにあるリス用のエサ台を見てみましょう。
エサ台に渡してある横木を渡ってリスが餌を食べに来る予定なんですが、まだ来ているのか確認できていません。
このあたりの林にも棲んでいるのは確かなんですけどね。
この横木、生きたままの
バッコヤナギを使っています。
こっちにはヒマワリの他にクルミも入れています。
で、ここにも観察用目隠しを作ってみました。
傾斜地の途中のちょっと開けた平地なので、さっきのより大きめなのにしてみました。
周りに散乱している幹やら小枝やらを使って、これまた株立ちになっているコナラなんかにひっかけるようにして作りました。
これで一時間弱。
目隠しに空けた穴から覗くと、向こうに2つのエサ台が見渡せます。
ほら、さっそくシジュウカラが覗きに来ました。
ヒマワリの種をくわえている写真が撮れましたよ。
鳥たちがこの目隠しになれたら、もうすこしエサ台の近くにも作ってみようかなって思っています。