先生のお宅へお邪魔してオカリナ造りです。
私ひとりのために、私の我儘のために、先生は時間をさいてくださいました。
オカリナにはいくつもの長の管があります。
ピアノみたいにたくさん音がないので、
C管、F管、G管・・・。
それに大きくて低い音が出るもの、小さくてピッコロのように高い音がでるもの。
さまざまな管があります。
まずは初心者に演奏しやすいC管から。
こんな型を使います。
先生は20年前からオカリナを造っているとか。
管によって穴の大きさが違います。
空間の広さによって音の高さが微妙に違います。
重さもきちんと計ります。
試行錯誤して造り、これが一番!というものを、記録に残してありました。
型に粘土を入れます。
取りだすとオカリナの形になりました。
これに穴を開けていきます。
ほとんど先生にしてもらいました。
次は中を彫ります。
先生のを見ていると簡単そうですが、実際はそうもいきません。
えぐり過ぎてしまったことろもあり、先生に修復してもらいました。
二枚を合わせできあがり。
これを2週間ほど乾燥させて焼きます。