開演前にプログラムを見ると「一塵の風になって」がありました。
彼の作詞作曲です。
いちじんさんの名前を思い浮かべどんな歌か興味しんしんでした。
歌いだすと「一塵の風になって、ふいに逝ってしまった」と何度も繰り返します。
1年程前、新聞で訃報を知りました。
これは亡き妻への追悼歌だったのでしょう。
次は「百万本のバラ」、彼女にこのバラを捧げたのでしょうか。
この二曲を聞いて、目頭が熱くなりました。
でも、歌っている本人は淡々としています。
何の説明もせず、涙もみせずに、人の心を打つとはすごいです。
そのあとすぐ、休憩時間。
感動がさめず、余韻に浸っていました。
びんがさん、素敵な歌をありがとう。