初めて体験したピアノの発表会。参加者は15名でした。
大人になってから始めた人、子どもの頃弾いていた人、みなさまざま。
ピアノに向かった姿はだれも真剣そのものです。
ひとりひとりの演奏は、心がこもっていました。
その中で私も弾いてみたいな、と思ったのが、
「月の砂漠」とリチャード・グレイダーマンの曲です。
終了後、「今度はポピュラーな曲も弾いてみたいですね」
と久美子先生に言ってみました。
次の練習日。
先生は「こんなのどう?」と新しい教本を用意してくれていました。
何曲か弾いてもらい、やはり「月の砂漠」を練習することに。
家に帰ってさっそくピアノに向かいました。
譜読みをしていると母が言います。
「これをちゃんと弾けたらいい曲になるね・・・」
ペダルを使って響かせると、すごく、いい感じです。
コツコツ練習をすれば、きっとスムーズに弾けるでしょう。
母は私が弾いているのをよく聞いています。
このところ練習するのは「荒野のバラ」ばかり。
「たまには、私が知っている曲も弾いておくれ」
先日、母からそう言われました。
そういえば、ホームコンサートをするとき必ずお願いすることがあります。
「私たちも知っている曲も演奏してくださいね」