沢村圭と不思議な日常

指の隙間から　砂はこぼれて
足元にキラキラ　光って落ちる

あれはなんだったんだろう　記憶の隙間縫うように
パラパラこぼれて　忘れてしまった

行かないよね　忙しいかな　がんばってる

そっか　耳をふさいで　俺　夢見たんだ
手の中にある夢　何色だろ

自分じゃこれ　見えないんだ

さらさら　そよそよ　水の声
なにもなければ　心を落ち着かせる声

ダムがあれば　川は止まるし
冷たくされたら　氷になって動けない
熱したら水は　風にも飛ばされるし
水って弱くて　大変だ

でも　温めたら　氷は水に戻るでしょ
でも　冷ましたら　蒸気は水に戻るでしょ

大丈夫だね　水はいつもに戻るんだね

ちょっと　冷たくされたね
ちょっと　興奮しすぎたね

大丈夫だね　その心は変わってないよ
萎縮したり　戸惑ってるだけだよ

最悪なニュースが続く中
誰もが言葉を探してた
「ガンバレ」なんて安くて嫌い
もう十分以上に頑張ってる

とある歌手の詩には　こう
生きていくだけだよ　とあって泣けた
そう俺らは　生きていくだけだ


B'Z「Brotherhood」

朝帰りで疲れ果てた体を　床に投げ出して

今日あった最悪なNews　ハッピーなNews
思い浮かべていけば　また目がさえて眠れない

BROTHER　生きていくだけだよ
ためらうことなど何もないよ　今更
どうか教えてほしいんだ
苦しい時は苦しいって言ってくれていいんだよ

BROTHER　生きていくだけだよ
ためらうことなど何もないよ　今更
走れなきゃ　歩けばいいんだよ
道は違っても　ひとりきりじゃないんだ

※作者の著作を考慮して、一部のみ掲載してます。

ここから先の道は
もう一緒に歩いていけない
君の幸せと　僕の幸せ
天秤にかけるものじゃない

桜　紅葉　海　山　と頭を巡る
今までの人生で　一番幸福な日々

愛するがゆえに　譲れないこと
日めくりがめくられるごとに増えていった
気が付けば　なにも言えなくなる
なにをしているか　風の便り

呪文のような　愛してる
思えばどこかで　愛してほしいに変わってた

僕の形にはめようとして
君の自由を奪っていく
記憶を頼りに君をたどる
それはきっと幸せではない

ありがとう
感謝以外に存在しない

諦め　悲観　嘆き　悲しみ
そんな中に届いた　生きています

それがなにより　大切だと
私は今日　はじめて知った



たまにメールの返信めんどくせぇ、と思うこともある。
ただ一言「元気です」で構わない。
近隣にはすすんで挨拶。
今、一番するべきはコミュニケーションです。

法律とかルールとか　死んだ人には何もかも関係なくて
ただ静かで　ただ寒くて　ただ息苦しくて

夢とか自由とか　死んだ人には何もかも関係なくて
ただ憎しみ合って　ただ競い合って　ただ傷つけ合って

ただみんな
かまってほしいって言ってた
見てほしいって言ってた
知ってほしいって言ってた

大事な人がいっぱいいた
ぐるっと頭を回したら
両手じゃ納まらないくらい
今じゃもう　片手で納まる

それでも日めくりは捲られる
空は晴れてほしい
夜は星が輝いてほしい
いいことなんて　なくていいから

僕たち人間は嘘つきだからさ
安っぽいプライド保とうとしてさ
「やさしさ」とか言葉を発信して
大きな壁を作ってんだ

自分自身を愛せないから
愛してほしいって思うんでしょ
確かなものなんて何もないから
人はいつも寂しいって思うんだ

自分のために誰かがいる
自分勝手に友達作って　恋人作って
自分という存在をそこに刻むんだ
嘘つきだよ　誰だってそうだよ

自分勝手な「やさしさ」ばっかり
口にしてたら
僕はまた、あの頃みたいに
本当に一人ぼっちになっちゃうね

聞こえるかい
不器用な僕の愛情表現
傷つくことでしか
僕は君を愛せないから

金がねえよ　余裕がねえよ
でも時間が空くよ　部屋が広いよ

今度はいつ会えるんだろう

でっかいことをやろうとすれば、まるで化け物みたいな他人の自分が目の前に立っている。少しずつに何かが壊れていく。いつか全部、なくなってしまうんじゃないだろうか。また一緒に笑える日はくるのだろうか。
分からない。

感情が暴れる時の対処法
もう忘れちゃった