「践祚改元を奉祝してNゲージのお召列車を運転してきました」
鉄道模型(N)
先帝(上皇)陛下が先月末日を以て御譲位遊ばされ、その翌日・今月1日に、新帝陛下が三種の神器と共に皇位皇統を引き継がれ、皇統譜に於いて第126代となる天皇の御位に即かれました。
また、新帝陛下の践祚(即位)に伴い元号も、昭和天皇から先帝陛下への践祚より約30年続いた「平成」から、日本最古の歌集である万葉集の三十二首序文を出典とする「令和」へと改元され、今上陛下の輝かしい御代が始まりました!
この度の践祚改元を奉祝して、私は今日、私が所有しているNゲージのお召列車3編成を、札幌市内の鉄道模型店「ポポンデッタ 札幌イケウチ店」へと持って行き、同店内のレンタルレイアウトで、先頭車の正面に誇らしげに国旗と菊の御紋が掲げられいる、それら3編成のお召列車を運転してきました。
上の写真の左側及び中央のセット「1号編成」と、上の写真の右側のセット「
E655系電車」の実車は、いずれも上皇陛下(当時の天皇陛下)をお乗せして平成の御代を駆け抜けたお召列車です。
ちなみに、私が所有する模型の「1号編成」は、マイクロエース製(改修前の仕様)と
KATO製(改修後の仕様)の2編成で、牽引機(ロイヤルエンジン)は、蒸気機関車C59-108号機、直流電気機関車EF58-61号機、ディーゼル機関車DD51-842号機の3機を揃えています。
以下の写真はいずれも、今日、ポポンデッタのレンタルレイアウトで私が撮影したもので、このように複数のお召列車が同時に運行されるという事は現実には絶対に有り得ないので、まさに模型ならではの豪華な共演風景でした。
お召列車の編成中、天皇陛下がお乗りになられる車両(「御座所」もしくはそれに相応する「中央室」が設けられている車両)には、以下の写真のように、車体の両側面にも菊の御紋が取り付けられています。
但し実車では、お召列車として運転される時以外、この菊の御紋は取り外されています。
下の写真は、これらのお召列車の模型に対応した、車内グレードアップパーツ各種です。最近まとめて入手したのですが、残念ながら今日の運転までには、車両への取り付けが間に合いませんでした。明日以降、取り付けたいと思います。
凜とした気品をもって私の眼前を颯爽と走り抜けるこれら華麗なお召列車の模型を眺めながら、私は、御即位より30年の長きに亘って「平成」の御代を常に私達国民と共に歩まれた上皇陛下と上皇后陛下の御厚恩に思いを致し、そして、今上陛下の御代「令和」の隆昌と皇室の弥栄、我が国の安寧・繁栄を、改めて心より祈念させて頂きました。

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