「7100形蒸気機関車・義経号、17年ぶりに梅小路で復活運転!」
蒸気機関車
本年4月6日の記事では、大阪の交通科学博物館の閉館に伴い、同感に収蔵されていた
7100形蒸気機関車「義経号」が、京都の梅小路蒸気機関車館へと搬送されて、ボイラーを改修するなどの動態復帰のための整備を受けることになったということを紹介させていただきましたが、この度その改修作業が完了し、梅小路運転区開設100周年記念式典に合わせて今月10日、梅小路蒸気機関車館構内で「SLスチーム号」として、義経号の復活運転が行われました。
義経号は、交通科学博物館時代の平成9年にもSLスチーム号としての運転実績があり、今回はそれ以来17年ぶりの動態復活となり、当日は約500mの構内展示線で合計3往復の運転を行いました。
機関庫前での記念セレモニーでは除幕式が行われ、関係者によるテープカットの後、塗装し直されて綺麗に黒光りする、今年で134歳となる義経号は、機関庫からゆっくりと転車台へ移動し、そのまま「SLスチーム号」として、煙を吹き上げながら構内を元気に走りました。
以下の写真と動画はいずれも、ネット上にアップされていた、復活運転当日の様子です。私も見に行きたかったです!
JR西日本によると、SLスチーム号としての義経号の運転は、当面の間は今回限りとのことですが、再来年春に開館予定の
京都鉄道博物館での動態保存に向けて、今後も整備を継続していくそうです。

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