非連続小説『じゅげむの人間体験記』

大好きな景色てゆうもんは見えてる景色以外の景色が見える場所。
そんな場所を知る事で君がどんな思いを抱いて暮らしているのが少しでも想像できたら、仮にでも君の世界に入り込む事ができたなら、僕はもっと大きく足を踏み出す事ができる気がして、そんな気がして、いっつもいっつも、毎日毎日、そんな事ばっかり考えて、そうしてしまっている。

想い出ていうもんはそれ自体の行動やなくて、それ自体の、その瞬間の、思いやったり、記憶やったり。大事なんは見てるもんやなくてその向こう側ていうかその瞬間自体の感じ、フィーリング。それを感じてるあなた自身がいちばん大事。


今夜、夢で君に逢えたら何を話そうかな。