高知の中村に行ってきた。
クリトリックリスとともに。
四万十川のほとりで行われた『四万十川じゃんロックフェスティバル(カワジャンロック)』に弾き語りで参加させてもらった。
数年前、SWANのダイゴくんに誘われて中村に行ってからレコ発ツアーはもちろん自分が出演しなくても友達のバンドについていったりして、なんだかんだ毎年のように行っている。
高知市内から高速もなく、山道を2時間ほど車で行ったところに中村をいう町はある。
音楽の首都圏至上主義からは完全にかけ離れた町であり、人々の中にちゃんと音楽が鳴っている町やと思う。
ツアーでいろんなとこに行って、それぞれのシーンがあったり、バンドや友達、あたたかく迎えてくれる大好きな町はたくさんあるけれど、中村という町はひと味違う。なにが違うのかと説明するのはなかなか難しいんやけど、あえて言うなら音楽のあり方やと思う。
僕らのやっている音楽は悲しいかな、いわゆる若者のものであったり、音楽自体を好んで生活の中で楽しんでいる人はわりかし限られているかもしれない。
でも、中村においてはそんなこと関係なしに、ロックであれ演歌であれ、老若男女、本当にじいちゃんばあちゃんから、赤ちゃん子供、若者からおっさん、おばはん、おっさんになりかけの人、はたまた外国人まで、売れてる売れてない、もっと言えば自分の好き嫌いに関係なしに音楽を楽しんでいる。
僕が普段ライブをやると、盛り上がってくれるのだろうかとか、僕らの音楽を気に入ってもらえるのかとか、いろいろと考えてしまうのだけども、中村においてはただ音楽を奏でればいい、そうしていることを物凄く楽しんでくれる。
何度となく訪れているけどその魅力は変わらないし、どんどんそれはでっかくなっているように思う。
それを証拠にダイゴくん達を慕いバンドをやったりイベントをしたり、酒を飲んでバカやったり、そんなことをする仲間が若者も含め増えていることがなりよりの結果やと思う。
毎度、中村を訪れるたびに音楽で繋がっている以上の感謝をします。
ダイゴくん一家をはじめ中村の人々ひとりひとり本当にありがとうございます。
大好きです。
また行きます。
書ききれない部分は同行してくれた奈良の素晴らしいカメラマン、イクシマくんの写真で感じでください。
ええのんばっかしです。
「読んだら3日以内に絶対うんこもらすブログ」
http://d.hatena.ne.jp/ikushun/
クリトリックブログにもリアルなレポートがあがると思います。
「下ネタのナポレオン クリトリック・リス」
http://star.ap.teacup.com/clitorick/