長谷園の16連登り窯
伊賀焼は長い伝統の焼き物産地である。説明によると1250年余りの伝統を有しているとの事。
上の写真は有形登録文化財で、この規模の窯は国内最古の大型登り窯だそうだ。
すでに使われてはいないが、圧倒される大きさだ。会社組織の規模の大きな窯元で、主に土鍋を生産して居る。今や土鍋は贅沢品なのか?かなり高価な物が多い。我が団体の人達も大きな土鍋を大勢が買って帰った。
こじんまりとした伝統産業会館
此処で各窯元の作品が紹介されている。亦、歴史や製造工程、採取される土の見本などが展示して在る。
香山窯の登り窯

この地域の窯元で見学出来る窯元には、まちかど博物館と言う看板が出ている。

窯で焼いた物は何でも作品に変貌してしまう。是は登り窯で使われたツクと言う棚組の時に使う支柱である。真ん中に金物の落しを作って花器になって居る。
常山窯にて買いあさる我が一行。
Sさんが求めた「砧形花活け」
赤目温泉山水園の宿(全室離れ屋)
一日中どんよりとした天候で、宿に予定時刻より一時間遅れて入った。常山窯での買い物に夢中になって大分時間超過してしまった為。
赤目四十八滝にて
朝6時起きして宿のマイクロバスで案内して頂き、約一時間滝めぐりを楽しんだ。
オオサンショウウオが生息する地域で、清流に目を凝らして探したが見つからなかった。
宿に泊まった別の人が宿の脇の渓流で朝オオサンショウウオを見たという。
伊賀上野城
藤堂高虎が築いた高さ30メートルの高石垣
伊賀忍者屋敷で、どんでん返しの壁で実演する、くノ一
我が研修旅行は焼物の里と城めぐりのセットが通例である。いつも一泊の旅行であるが、隔年で開催している。昨年福島の浪江町にある大堀相馬焼を見学する予定で予約したところ、3,11の大地震と津波、おまけに原発事故により、行けなくなってしまった。相馬焼は是からどうなるのだろう?
我が窯にも陶芸愛好会のグループが大勢見学に来るが、どのグループも自身が作陶しているので、殆ど作品を購入して呉れる事はないが、我がグループには、「尋ねた窯では出来るだけ何か買って帰る様に」と、言ってあるので、本当に皆さん購買欲が旺盛である。今回も焼物のみならず、沢山お土産を買って楽しんだ。

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