ミケランジェロ広場、ダビデ像
誰もが知っているダビデの像。均整の取れた肉体美と、逞しさがえもいわれぬ魅力。なんと言っても、男性のシンボルも美しい?
ユーロスター
日本の新幹線とは比較にならない程、全てがアバウト!定刻より20分遅れとの表示が出されているが、どのホームに着くのかも分からず、掲示板を眺めて表示を待つ有様だ。
ホームには改札口も無いので、誰もが自由に出入り出来る。したがってスリかっぱらいは思いのままだ。20分以上遅れて漸く掲示板にホームが掲載された。指定席なのに、指定車両がどの位置に停車するかも分からない。到着して初めて、乗る車両がどこか探して分かるのだ。車両に乗ったら、指定席を探すのに苦労する。何故かと言えば、席の番号が日本のように順番に並んでいないのだ。座席は皆相向かいの固定座席で、真ん中にテーブルが付いている。続き番号だからと言って隣り合わせでは無い。斜向かいであったり、中央から反対側であったり、全くいい加減なcvレートの張り方をしてある。相向かいのイタリア人の若い男の足がこちら側まで伸びてくるので、少々邪魔な感じ。電車が出発すると、車掌が切符の確認に来る。もって居なければ、高い罰金を払わなければならないとの事。私達はツアー客なので、切符は添乗員が団体用のチケットを持っているだけなので、チェックの時は、グループ.カポネと言えばOKなのだ。やはり日本の新幹線の方がシステムも車両も数段上だ。
ナポリ港
ユーロスターでミラノからナポリの終点まで乗り昨夜はナポリ泊まり。ナポリと聴けばロマンチックな町と想像していたが、町中ごみだらけ。この日は生活ごみが特に溜まっており道路を塞ぐほどだった。帰国して新聞を見たらナポリのごみ問題が載っていた。市長が3日で片付けると豪語したと、、、。市内は治安が悪く、スリや引ったくりをする、やからが大勢いて、ツアー客は街中の徒歩観光はさせないとの事。従ってバスからの簡単な観光だ。この朝カプリ島へ渡り、青の洞窟に入る予定で港へ来たが、行きの船は出るが帰りの船は欠航との事だ。この日にすぐ帰って来なくてはならないのに、帰りが欠航では、どうにも為らないない。青の洞窟に入るのに、波が高くて無理との事であった。前にも来たと言う同行者は、美しさに感激してもう一度家族と来たいと言って参加したが、あいにくであった。そう聴くとさらに無念さがこみ上げてくる。
美尻のビーナス
代替の博物館見学で、ポンペイ遺跡から発掘された遺物などを見学。
この美尻のビーナスのように世の女性がみな同じ様であったらさぞ平和であろう、、、?
ポンペイの遺跡の埋もれた遺体
群馬にも浅間山の大噴火で埋もれた蒲原の遺跡がある。ポンペイほど大規模ではないが、発掘調査を担当していた、我が恩師の松島先生が名付けた、日本のポンペイでも、親子であろうか、背負って観音堂の高台に逃れる途中石段で逃げ遅れて火砕流に埋もれた遺骨を見ている。悲しい姿だ。このポンペイの人形は発掘中に地中の空洞が人体の跡と分かって石膏を流して固めた物であり、人骨も其のまま固められている。
この人体のウエスト部分には奴隷である証拠の逃げられない為に付けた腹帯の跡がある。
繋がれたまま埋もれてしまった様だ。
ポンペイの遺跡
背景にベスビオ火山はそびえる。

0