数え80歳は 自分としては十分生きてきた実感があって 命尽きるのが遠くはないことを自覚したとしても 10年以上このブログで自分の死を考えてきたマイクですから慌てふためいたりすることはないつもりです
しかし死は急に訪れたり 徐々に病気が進行したり 苦しんだり苦しまなかったり色々のパターンを自分で選択できるわけでもなく訪れます
マイクの今はまだ病名がはっきりしないとは言え 進行性の呂律障害に間違いないと思います
徐々に老化症状が色々と進んで最期を迎えるわけですが そのこと自身を悲しく思うより この先の予測がつかない不安と それに耐えられるほどマイクは強い男であるか分からないことが不安なのです

しかし今はこの先のことなど予測できる筈もなく 意気消沈するばかりでもしょうがありません
今はそれよりも どうして急に不運にも障害者になってしまったのか その原因も知れず悶々として苦しんでいるのです
その原因とは 病気の原因というよりも 何の因果で 或いは天罰でこんな運命を与えられてしまったのか 障碍者になってしまった不運を紛らわせてくれて この不安を手放すことができるような慰めが見つからないのです
マイクは老人の終末期の安楽自死を勧めるについて 障害者のことや気持ちを考えることを避けてきましたが マイク自身が障害者になってしまった今 これから障碍者自身のこととしても併せ考える機会を得たくらいに 積極的に障害者の生きる価値や生き方について考える機会を得てしまいました

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